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トラックが金融資産になったわけ② ~トラックの寿命が延びた~

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トラックは輸送機器です。帳簿上は固定資産として計上されています。
実はトラックの取り巻く環境は、時とともに変わっています。
科学技術の発展や制度、ノウハウの蓄積によって、トラックは輸送機器としての機能と
金融資産としての役割を併せ持つようになりました。
ここでは、なぜそのようになっていったのかを、お伝えしていきたいと思います。

 

〈1〉オークションが一般化した
〈2〉トラックの寿命が延びた
〈3〉欲しい時に欲しいトラックが手に入るようになった

「トラックが金融資産になったわけ」を上記のように3回のシリーズにわけていきたいと思います。

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〈2〉トラックの寿命が延びた


【道路事情が良くなった】

日本の道路は舗装が進み、網の目のように巡らされている道路にもかかわらず、8割の舗装率を誇ります。今では道路に穴があいていることは珍しく、きれいな道路を走ることができるようになっています。
もちろん、何十年にも渡って整備されたものです。その蓄積が道路の上を走るトラックの負荷を軽減しています。自家用車でさえ、舗装されていない道を走るときは大きく揺れます。重い荷物を積んだトラックはそれよりも遥かに強い衝撃を受け続けるのです。舗装された道路は、トラックの寿命を延ばしました。

 

【過積載、長時間労働が減った】

高速道路の料金所などに時折設置される、トラックの重量を測る大型のハカリ、通称「カンカン」と言われます。これは車の重量を測るもので、主に過積載の取締りに利用されています。
過積載の車両を取り締まるのは、重量物を運ぶ際に、アクセルやブレーキが効きにくくなり危険だということもあります。そして、重いものを運ぶと道路が大きなダメージを負ってしまうとのことで、近年取締が厳しくなっています。
過積載の問題とともに、ドライバーの過剰労働の問題もクローズアップされていて、最近では労働時間を厳しく規制するようになってきています。
過労による居眠り運転や注意不足の事故を防ぐ目的もあるようです。いずれにせよ、法規制によってトラックは以前ほど過酷に使われることは減りました。

 

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【日本メーカーの企業努力】

もちろん、トラックメーカーの企業努力によって、トラックの寿命が長くなったのは見逃せません。特に、日本のトラックメーカーは、海外のユーザーにも「壊れにくい」ということで人気になっています。堅牢なエンジンやシャーシは、中古トラックになっても、海外の荒れ地でも力強く走ることができます。
日本では一旦役目が終えたように見えても、海外でまた走り続けることができるくらい、寿命が長いということがわかります。

 

【寿命が延びる=価値が高い】

トラックは、輸送することで収益をあげます。トラックを長く使えるということは、それだけ価値を提供する期間が長いということです。
また、日本で役目を終えたあと、今度は海外で使われています。私達の知らないところでまた、利用されていくのです。
修理を繰り返し、所有者を変えながら10年以上、長いものでは20年以上活躍しています。なので、その間トラック自体の価値もなくなることはありません。

 

次回は、トラックが金融資産になったわけ

〈3〉欲しい時に欲しいトラックが手に入るようになった

をお送りします。

 

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