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業界の都市伝説 「トラックの寿命は7年」

 


トラックは海外輸出まで考えると、

20年以上走るトラックも珍しくありません。

それなのに、運送会社では「7年寿命説」があります。

それはどういうことなのか、聞いてきました。


 

 

トラックの業界には、

業界内での常識と言われるものがあります。

本当かどうかよくわからないので、

運送会社の経営者に聞いてみました。

 

今回の言葉は、

「トラックの寿命は7年」というものです。

トラック屋さんにとってのトラックは、

買取再販をしていることもあり、

7年以上使うことができるのを知っています。

登録後7年たっても、中古市場で売られていますし、

そのへんを走っています。

さらには、輸出車両はもっと古い車両もあり、

海外ではそれから数年単位で稼働できます。

 

しかし、運送業界には「寿命は7年」と言われることがあります。

なぜ、7年なのでしょうか。

運送会社の経営者に聞いてみました。

 

 

経営者1:

大型トラックは10万キロ走ると考えて、

だいたい50万キロあたりで故障が出始めて、

70万キロでメンテナンスにおおきな費用がかかり始めるので、

7年で買い換えるということじゃないかな?

 

 

経営者2:

リースの支払いが終わるのが5年で、

残価を再リースしたらあと2年かかるからです。

支払い終わると、だいぶ古くなっているから、

買取業者に出すことになります。

 

 

経営者3:

飽きるからでしょ?

調子よく働いていて、愛着があっても、

7年経つと新しいトラックが欲しくなるよね。

周りの運送会社はみんな入れ替えているし。

 

 

ただ、「走る」ということを考えると、

いずれも7年で寿命とは言えません。

70万キロ以上走っても、

まだまだ現役のトラックはたくさんいます。

 

話を聞いていてわかったのは、

明確な根拠などないものの、

メンテナンスにかかる費用が大きくなりはじめるのが

5〜7年目の車両と言えそうです。

また、トラックの支払いが終わると、

新しいトラックに乗り換えたくなる。

というのも、結構あるのではないかと感じます。

 

そのような感覚が積み重なって、

7年という期間の認識になっているのです。

 

トラックも以前とは違い、

コンピュータで制御されるようになっています。

コンピュータ業界の発展は早く、

7年前の基盤では動かないシステムもでてきそうです。

これから、寿命は縮まるのでしょうか?

 

「トラックの寿命は7年」というのは、

数年後に死語となっているのか、まだ生きているのか、

楽しみにして待つとしましょう。