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[ UDトラックスについて ]  名前の由来や、UDの特徴、歴史について解説してます!★

 

 

トラックといっても、メーカー・サイズ・形状、種類がありすぎて業界の人でないと、なかなか理解しずらいことも多いですよね!今回は、トラックのメーカーUDトラックについて解説しています!

 

 

■UDトラックスとは


UDトラックス株式会社は、埼玉県を拠点に事業を行っている、トラック・バス専門の自動車メーカーです。スウェーデンの多国籍企業ボルボ・グループの子会社で、ボルボ・グループ製品の輸入もおこなっていました。
2020年10月30日に、主要株主であるボルボ・グループといすゞ自動車が共同で事業を推進するように正式に約束したことで、ボルボからUDトラックスを2,430億円で買収し、いすゞグループ企業となりました。

UDトラックスの主力商品はトラックです。普通トラックの国内シェアは、日野自動車、いすゞ自動車、三菱ふそうトラック・バスについで第4位となっています。ほかには、日本におけるボルボトラックス・ボルボペンタ・ボルボ建設機械の各事業もUDトラックスにて展開しています。

旧会社名の略称「日産ディーゼル(ニッサンディーゼル)」は旧会社名のときから「UD(ユーディー、ユーデー)」の呼び方で親しまれてきました。

この「UD」というのは、かつてGM式の単流掃気方式「2サイクルディーゼルエンジン(Uniflow Scavenging Engine)」を製造し、その頭文字をエンジンの商標としていたことが由来となっているそうです。2サイクルディーゼルエンジンは、2ストロークエンジンともとも呼ばれています。1往復で1周期を完結するエンジンで、ピストン1往復ごとに燃料が燃焼する仕組みになっています。

 

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

UDの商標は2サイクルエンジンの製造が終了した後も続き、現在ではUDを「Ultimate Dependability(究極の信頼)」の頭文字に由来するとしています。旧社名時代には、自動車業界内で主に「日デ(ニチデ)」と略されていました。
1972年まで大型バスを、1976年まで大型トラックをそれぞれ製造していた日産自動車の車種と区別するために、日本自動車工業会や自動車雑誌が主に用いられていました。また、鉄道ジャーナル誌などの一部では「日産デイ」という表記もされていたそうです!

 

 

■UDトラックスの特徴といえば?


UDトラックスの特徴といえば・・・クラッチが強い!!エンジン馬力が強い!!といったところでしょうか(*´ω`*)特に重い荷物を運ぶトラックドライバーからは、「坂道でも楽に発信することが出来る!!」といったところに人気があります。ボルボグループの子会社であったことから、トラック製造に関する知識量が多いところが強みだと思います!

また見た目でいうと、UDトラックスは内装に高級感があります!内装へのこだわりがあるのは珍しいので、国内だけではなく、高級志向の強い中東・南米からの人気やアジア圏からの人気もあるのです!

 

 

■トラックの機能で特徴はある?


UDといえば!!!!「尿素SCRシステム」ですかね(*´▽`*)♪♪
尿素SCRシステムとは、排出ガスを低減させるシステムのことです。この技術によって、燃費が良くなり、ランニングコストを減らすことが出来るそうです!
UDトラックスはこの技術を世界で初めて導入し、UDのトラックには基本的にすべて「尿素SCRシステム」が付いています!

またギアの面では、トラックに載せている重量や勾配を高精度なシステムで予測し、最適なギアを自動で選択してくれます!それにより、エンジンの回転数を抑えた走行をすることができるので、結果的に省燃費な運転をすることが出来ます!ドライバーによって、燃費が大きく変わることを避けることが出来ます!

それと、「トラフィックアイブレーキ」という機能では、制度の高いレーダーで前にいる車との距離や速度を自動で計ってくれます!!この機能があると、万が一、前を走っている車に衝突してしまっても、衝撃を小さくしてくれます!!

 

■トラックの車種について


車両といいますか・・・・サイズといいますか・・・・
表現方法は迷いますが!!笑
まず、小型トラックはカゼット、中型トラックはコンドル、大型トラックはクオンという名称が付いています。この中でも、販売台数が多いのは大型トラックのクオンです!特に除雪車に関してはUDが優秀!といわれていて、日本の除雪車はUDの割合がとても大きいそうです!(今度、雪国いった時は気にしてみてみよう♡)

 

■日産グループからボルボグループへの歴史


1999 フランスのパリ近郊のブローニュ=ビヤンクールに本社を置く自動車製造会社のルノーは、

日産自動車との資本提携時に日産ディーゼルへ出資して株主名簿記載順位第2位となり、ルノーの指揮下でリストラを進行しました。

2003年3月 日産ディーゼル車仮装のおよそ6割を担っていた富士重工業伊勢崎製作所がバス車体の製造事業から撤退しました。

2005年3月 経営再建が終了しました。ルノー所有の株式が放出され、再びニッサン自動車の傘下に入りました。
2010年2月 「UDトラックス」へ社名変更し、ブランドも「UDトラックス」に統一されました。

2014 ボルボ・グループ・ジャパンと合併しました。

そして・・・・
ボルボグループからいすゞグループへ??
2019年12月 いすゞ自動車とボルボ・グループとの戦略的提携が発表され、UDトラックスはいすゞの傘下となることも発表されました。本当に、最近のことです。2020年10月30日に、主要株主であるボルボ・グループといすゞ自動車の間で戦略的な提携が正式に決まり、いすゞはUDトラックスを2,430億円で買収しました。

 

 

~ ~ ~ まとめ ~ ~ ~

UDトラックといえば、確かに大型トラックのイメージは大きいです!!!!各メーカーによって、特徴はありますが、UDトラックでは大型のクオンに力を入れていることが分かりましたヾ(≧▽≦)ノ先ほども言いましたが、雪国に言ったら気にして除雪車見てみます♪(≧◇≦)♪