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[ 車台番号について ] 車検・買取時に重要!?!?

 

これから、トラックの購入を検討されている方がいましたら、車体番号ってとっても重要になってくるものです。普段はあまり意識することはないと思いますが、買取や車検の時には最重要!といっても過言ではないです!ここでは、車台番号が見えなくなっちゃったときの対処方法などを紹介しています!

 

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Contents

■車台番号とは?


車台番号は、日本にある乗用車・トラックに必ず付いている番号で、同じ車台番号ありません!(厳密にいうとあるらしいですが…)昔、車台番号について教えてもらったとき、車台番号は戸籍のようなものだよ~って聞いて、なるほど!って思ったのを思い出しました(*´з`)世界にひとつしかなければ、税金の管理ができるし、車輌の売り買いでも偽造ができなくなります!とっても役に立つ!手数料がかかってしまいますが、履歴を調べることもできるので、中古車を購入する際に、不安だな~というかたは購入前に調べるのがいいかもしれないです!
では、自分の車の車台番号はどこを見て確認するのか、次の項目でお話します♪

 

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■車台番号ってどこに書いてある?どこを見たらいいの?


まずは車検証です!

 

 

他に、このようなプレート!これは車体に直接ついてます!

 

そして、フロンとタイヤの内側にあるフレーム部分に打刻されていることが多いです。

日本車は17ケタ以内の英数字であることが多いが、厳密な定めや意味はありません。基本的に車輌型式と製造番号を組み合わせてることが多いのですが、国外モデルであったりすると、ケタが多かったり、全く違う表示のことも多々あります。

 

 

■車台番号の打刻が見えなくなってしまった理由


自分が乗っている車やトラックの車台番号が、打刻部分の腐食などにより読めなくなってしまった場合にはどうしたらいいのでしょうか?

実は現在、陸運支局などで「職権打刻(しょっけんだこく)」という方法で車台番号を新しく打刻してもらうことが出来るそうですよ!この方法は、元々車体につけられていた車台番号を復元するわけではなく、完全に新しく番号を取得する方法になります。依頼する場合は少し複雑な手続きが必要になりますが、説明していきます!

 

★車台(シャシ)の腐食や劣化が原因

車の劣化の主な原因になっているのが腐食(サビ)によるもので、長年車に乗り続けたり、塩害によって車体に打ち込まれていた車台番号がきえてしまうということもあります。特に、海の近くや、積雪量が多い地域に住んでいる方は注意が必要です。ご存知の方も多いと思いますが、積雪量が多い地域では雪を解かすために融雪剤(ゆうせつざい)を道路にまくことが多くなっています。この融雪剤は、塩化カルシウム・塩化ナトリウム・塩化マグネシウムといった物質が中心となっているので、気づかないうちに塩害にあっていることもあります。

 

★故意によるもの

車台番号は打刻されているだけなので、何かの理由でその打刻を削ったりすることもできます。よくあるケースとしては、犯罪で使用して、車台から身元がばれないようにわざと車台番号を削って分からなくしてしまうという場合です。こういったことがあるので、「職権打刻」をされた車は売りたいときに低く見積もられてしまうケースもあります。

 

★並行輸入車の場合

並行輸入車とは、正規代理店を通さずに、海外の車を輸入することです。日本で販売していない外車を手に入れることができたり、海外でしか販売していない日本車を手に入れることができる魅力があります!ただ、並行輸入車の場合、日本の型式(規格)に当てはまらないことが多くあり、その際、新しく車台番号が割り当てられるようになっています。

 

 

■車台番号が分からなくなった時に困ること


車体の消耗や、劣化、事故などによる損傷で、車台番号がわからなくなってしまった場合、車検を受けることが出来なくなります。理由は、打刻された車体番号が確認できないと、陸運支局やメーカーへの届出・登録ができないため、車検を受けられる車輌と認められないからです。当然ですが、車検を受けることができない車輌は、公道を走行することができません。

また、メーカーによるリコールが発生した場合、その車がリコール対象の車か確認するには、車台番号が必要なため、もし車台番号が確認できない場合はリコールによる修理も受けられなくなってしまいます( ^ω^)・・・(´゚д゚`)

そんなの困りますよね(´_ゝ`)ということで、次の記事で「もしも車台番号が分からなくなってしまったときはどうするのか?」を紹介していきたいと思います!!

 

 

■職権打刻の手続きと費用について


★必要な書類

まずは職権打刻に必要な書類をまとめました。

 ・製造証明書

 ・旧打刻の拓本または写真

・車検証のコピー

・塗抹許可申請書(職権打刻申請書)

 

 

製造証明書は、自分の車が製造された日を自動車メーカーが証明してくれる書類です。直接メーカーに問い合わせてもいいのですが、購入先のディーラーに相談して、ディーラー経由で発行してもらうとスムーズかもしれないです!ちなみにこの製造証明書ですが、発行依頼をしてから入手するのに1週間ほど時間を見ておくと安心です!意外と時間かかった!!なんて声を聞くので(´゚д゚`)

また、旧打刻の拓本または写真というのは、現状の打刻箇所のこと指していて、ひどく錆びてしまって車台番号が確認できないかもしれませんが、あとで職権打刻する際に写真を照らし合わせて、刻印箇所を確認するために必要となってきます。

上記の準備する書類は基本であって、これ以外にも必要な提出書類があるかもしれません。申請する前に最寄りの陸運局に確認をするようにしましょう!

 

 

■職権打刻=買取価格が下がる!?


もし、長年車に乗り続けて、経年劣化による腐食やサビで車台番号が見えなくなっても、犯罪に巻き込まれて車台番号が削られてしまっても、理由がどうであれ職権打刻をしてしまうと、車を売却しようとしたときに買取価格が下がってしまう場合があります・・・。
絶対に今、乗ってる車を手放したくない!ということがなければ、車台番号が読み取れる状態のうちに新しい車に乗り換えも検討するといいかもしれないです!高く買い取ってくれる時に売ったお得です!★

 

 

~ ~ ~ まとめ ~ ~ ~

先ほども書いたように、残念ながら経年劣化だとしても、職権打刻をしてしまったら、車輌の価値は下がってしまいます(´-`).。oO車台番号が分からなくなってしまう前に車を乗り換えるか、それとも今の愛車を大事に乗り続けるか。判断の基準になったらいいなと思いこの記事を書きました~(´▽`*)