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[ バッテリーについて ] バッテリーの役割や延命方法を紹介してます!

自動車のバッテリーはエンジンを起動したり、車内の様々な電子機器を動かすために必要なパーツのひとつです。車やトラックは、ガソリンなどの燃料で動いているというイメージがあると思いますが、エンジンは電気がないと動きません!今回は、「実は大切な役目を果たしているバッテリー」についてお話ししていきたいと思います。

 

 

Contents

バッテリーの役割


バッテリーは電気をためておくことが出来る装置で「蓄電池」とも呼ばれたりします。エンジン始動の際に、必ず必要で、これがないと走行できません。自動車にはたくさん電子機器が付いていて、たとえばエアコンなどの空調機器・ランプ類(ルームランプ、ヘッドライト、ブレーキランプ、インパネ類等)・カーナビ・時計など、これらの装置はすべてバッテリーから電気を供給しているんです!!

上記の電子機器をすべて使い続けてしまうと、バッテリーの電気はすぐになくなってしまいます。バッテリーの電源のみで走行できる距離は、発電機なしで、良い交通条件だったとしても約100~200km程度です。では何故、それ以上の距離を走行できるかというと、自動車にはエンジンを始動すると同時に発電する「オルタネーター」というものがついていて、絶えず充電できる仕組みになっています。

 

 

トラックのバッテリー上がりの主な原因って?


みなさん、どんな時にバッテリーが上がってしまうイメージですか?わたしは乗用車で一度経験したことがありますが、お出かけ中にヘッドライトをつけたまま車から離れてしまい、車に戻ったらエンジンがかからず・・・(´゚д゚`) とっても焦りました!!!!それ以降、とても気を付けるようになりました(´-`).。oO

バッテリーは、使用している電気量が発電量よりも上回ってしまうと上がりやすくなります!!エンジンがかかってない状態でヘッドライトが付いているという状況は、発電していないのに、電気を使っているという状況だからバッテリーが上がってしまうんですね(´_ゝ`)反省。
バッテリーが上がるとどうなってしまうかというと、車が動かなくなります!エンジンもかからず、車内も電気もつかず、なにもできません(((´;ω;`)))そうならないためにも、バッテリーが上がってしまう主な原因を紹介します!

 

バッテリー上がりの主な原因

①ライトの消し忘れ
雨の日・夜間・トンネルでの走行後にライトを消し忘れたまま車を離れてしまうことがあります。この状況だと、エンジンは止まっているので、バッテリーの電気を使ってライトが点灯されていることになります。こんな状態で長時間放置すると、バッテリーの電気がなくなってしまいます。

②停車時にエアコンの使い過ぎ
室内灯・ヘッドライトの他にもバッテリー上がりの原因になりやすいのがエアコンです。車種によってはエンジンがかかっていなくてもエアコンを使用することが出来たりする高機能な車がありますが、長時間の使用はバッテリー上がりの原因になります!

③バッテリー液の補充をしていない
バッテリーにはバッテリー液と呼ばれる液体な内部に入っています。この液体が補充されていて、所定の量が入っていれば問題ないのですが、量が少なかったり、内部の極板が露出した状態で使い続けていると、バッテリーの劣化が進んで、バッテリーが上がりやすい状況を作り出してしまいます。

④半ドアのままだった
車のドアが閉まっておらずに半ドアの状態もバッテリー上がりの原因になります!ナゼダ!?!?と疑問に思う方といるかとは思いますが、通常、車のドアは開くと室内灯が点灯する仕組みになっています。そのため、半ドアの状態で室内灯が点灯し続け、バッテリーが上がってしまうというパターンです!

⑤バッテーリーに寿命がきてしまった!(約2~3年らしい)
携帯のバッテリーも、長年使い続けると徐々に劣化して充電できなくなっていきますよね!車のバッテリーも同じで、徐々に劣化し寿命を迎えます!寿命を迎えてしまったバッテリーは、電気を充電しておくことができなくなってしまうので、早めに交換をしましょう!

 

 

バッテリー上がりを未然に防ぐ!!


高速道路のサービスエリアや、ショッピングセンターなどでの急にバッテリーが上がってしまった場合、友達を呼び出すわけにもいかないし・・・。ロードサービスを使うことになり思わぬ出費が・・・・なんてことも??そんなことにならないように、未然に防ぎましょう!

 

車から降りる際、電子機器類がオフになっているのか再確認する

わたしは1度バッテリー上がりを経験してから、これを徹底しています!エンジンを切り、車から降りる際には必ず室内灯・ヘッドライト・半ドアを再度確認するようにしましょう!

 

定期的なバッテリーメンテナンスを!

定期的なバッテリーチェックをしていれば、バッテリー液の不足や寿命などが原因でバッテリーが上がるのを防ぐことが出来ます。チェックした際に、必要であればバッテリー液を補充したり、バッテリー自体を交換したりしましょう!自分でできない!判断が難しい!といった場合、ヨシノ自動車の指定工場を頼ってください♡

 

 

株式会社ヨシノ自動車 整備工場


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バッテリーがあがってしまった!どうする!?


どんだけ注意していても、室内の電気を消し忘れてバッテリー上がってしまった!!ってことありますよね(´゚д゚`)今まで、経験がないとしても、これからのもしもの為に、バッテリーが上がってしまったときの対処方法を書きますので、是非読んでいただければと思います~(*´▽`*)♪

 

バッテリーが原因で動かないのかどうか確認

まず、車が動かない!反応ない!という場合、バッテリーが原因で動かないのかどうか確認しましょう。

  • 鍵を回していつも通りにエンジンをかけたときに、セルモーターが回った場合は、バッテリー以外が原因です。ロードサービスに連絡した方が良いと思います!
  • 鍵を回しても、セルモーターが回らない、回転が弱い場合はバッテリーが上がってる状態だと思います。

 

 

バッテリーが上がってしまった時の対処方法

ではバッテリー上がりが原因の場合の対処方法を書いていきます。

 

【対処方法①】 ブースターケーブルを使用

ブースターケーブルとは、この写真のようなケーブルです。

他の車のバッテリーに繋いで使用するので、通りかかった車や近くにいる車の持ち主にお願いして、手伝ってもらいましょう。ちなみにわたしがバッテリー上がりを経験した時はこの方法でした。見ず知らずの人に声をかけるのはちょっと緊張しましたし、繋ぐ場所間違えると火花散ります!!笑 取り扱いには十分注意してください!(;´・ω・)

話を戻して。
ブースターケーブルを使用する際は、バッテリーが上がってしまった車と、お手伝いしてもらう車が同じ電圧かどうか確認してください。(※他の車がいない場合や、声をかけることが難しい場合はロードサービスに頼りましょう!!)

 

≪ブースターケーブルの使い方≫

1. バッテリーが上がってしまった車と、お手伝いしてくれる車を並べて駐車する
この時、エンジンを近づけられる位置に横づけしたら、エンジンやライトがついていない状態にしてください。

2. ブースターケーブルを繋ぐ
注意:ケーブルを繋ぐ順番は「プラス側」から!そして外す際は「マイナス側」から行ってください。
バッテリーが上がった車とお手伝いしてくれている車のプラス端子にブースターのプラスクリップを、マイナス端子にマイナスクリップを繋ぎます。

3. お手伝い車のエンジンをかける
ブースターを繋ぎ終えたら、お手伝い車のエンジンをかけて、次にバッテリーが上がってしまった車のエンジンをかけてください。
エンジンの始動が確認できたら、バッテリーが上がってしまった車についていたマイナスクリップを外し、そのあとお手伝い車のマイナスクリップを外しましょう。そして最後に、お手伝い車のプラスクリップを外し、バッテリーが上がってしまっていた車のプラスクリップを外します。

【 注意点 】
バッテリーが上がっていた車を回復させた後、1時間以上はエンジンを動かしておいてください。回復したあとすぐにエンジンを切ってしまうと、再びバッテリーが上がってしまう可能性があります( ゚Д゚)

 

≪ブースターケーブルを使用するにあたってのメリットデメリット

ブースターケーブルを使用する際のメリットから説明していきます。

・収納しやすい  ケーブルは曲げたり、折ったりできるので、収納に困らないです!いつも車に載せておくと、いざというときに助かりますよ!

・他の車が困っている時に助けてあげることができる → 他の車と繋ぐことでエンジンを始動させられることができるので、一緒に出掛けていた友人の車のバッテリーが上がってしまったときなど、すぐ使えますよ♪

・ブースターケーブル代のみで安く済む → おおよそですが、ケーブル代は3,000~15,000円ほどで購入できます。1つは購入して、車に常時、乗せておくべきです!!( `―´)ノ

 

次にデメリットです!
・お手伝いしてもらう車が必要 → ブースターケーブルを使用する場合、他の車から電気を分けてもらうため必ず電気をもらえる車が必要になってきます。

・ショートにより火傷や火災の恐れ! → ブースターケーブル自体に大量の電流が流れるので、水素ガスに引火して爆発する可能性もあるとか・・・・(´゚д゚`)ブースターケーブルを扱う際の注意点として、持ち方・繋げ方・外し方・対応電圧や品質の確認をするようにしましょう!

 

 

【対処方法②】 ジャンプスターターの使用

これはかなり便利なんじゃないでしょうか?女子のわたしでも片手で持てて、誰かにお願いする必要もなし!大型トラックもOK!!!!ということで、ジャンプスターターについて書いていきます!

 

≪ジャンプスターターとは?≫

ジャンプスターターとは車やトラックなどのバッテリーが上がってしまった緊急事態でもすぐに使用できる、携帯型の電力供給装置のことです。
製品やメーカーによって最大電流(A)や電池容量(mAh)が決められているので、自分の車やトラックに合うものを購入すれば、他の車やトラックに電気を分けてもらうよりも確実で早いです!(人にお願いする手間などを省けます。)接続方法も初心者でも簡単にできるようになっているので、もしもの時の備えで車に積んでおくととても便利だと思います!

 

 

【購入はこちらから】

 

 

 

≪ジャンプスターターの使用方法≫

※ヨシノ自動車にて販売している「スーパーバッテリーレスキュー」の説明です


使用前の注意事項

・電圧設定は絶対に間違えないでください!!本体・車輌の故障原因になる場合があります
(12V車→12Vモード)(24V車→24Vモード)
・接続するバッテリーターミナル部をワイヤーブラシなどで綺麗に掃除する
・救援車両のライト/エアコンなどの電装品は全てOFFにする

1. 電源を入れた後、電圧設定を確認してください
(電圧を切り替える場合、12/24V 切り替えスイッチを5秒長押ししてください

  1. 救援バッテリーにつないで電圧を確認してください
    (バッテリーにつないでも電圧が表示されない場合は、セレクトスイッチを長押しして電源を入れてください セレクトスイッチを押しても電源が入らない場合は、本体と車輌側のバッテリーどちらも深放電の可能性がありますので本体を外部蓄電してください
    3. (セルフチャージ 8V以上)…ケーブルをつないだまま[STANDBY]表示まで蓄電を待ちます
    (外部より蓄電 8V以上)…ケーブルを1度外して[STANDBY]表示まで外部蓄電してください

→蓄電後は再度救援バッテリーにつないでください
4. セレクトスイッチを押します([START]表示)
5. アラーム音が鳴ったら速やかにエンジンを始動します
6. アラームが鳴り終わるまで待ち(補蓄電)、アラーム音が止まったらケーブルを外します
※救援車輌のバッテリー電圧が著しく低い場合、補蓄電後に「PROTECTED」が表示されます
この場合は、ケーブルを外し、セレクトスイッチを長押しして本体の電源をOFFにしてください

 

 

≪ジャンプスターターを使用するにあたってのメリットデメリット

ジャンプスターターを使用する際のメリットから説明していきます。

・自分1人でバッテリー上がりを回復させることができる
・時間短縮!短い時間で作業可能!
・困ってる人へ貸してあげたりできる
・耐水性があるものを選ぶとGood!!!!
・普段はモバイルバッテリーとしても使えるので携帯も充電できちゃう!

次にデメリットです!
・大きく重いタイプのものは、車で邪魔になる
・バッテリー上がりに使うためだけに買うのはもったいない気が・・・・
・モノによっては火災になる恐れもある

 

 

ヨシノ自動車にて販売中のジャンプスターターはA4くらいの大きさで、わたしでも片手で持てちゃいます♪ 保管する際、車に載せる際は倒さないようにしましょうね(#^.^#)

 

【対処方法③】 ロードサービスに依頼(JAF編)

この方法は、ブースターケーブルなどを使える自信がない方におすすめしたいと思います。電話するだけで、プロが駆けつけてくれますので、とっても安心♡

≪JAFに依頼した場合の詳細≫
・所要時間の目安…30分~1時間半ほど
・料金目安…JAFの決まった金額の会費を定期的に支払う or 依頼するたびに8,000~30,000円程度を支払う

●任意保険のロードサービスは、利用回数に制限がある場合が多いです。ですが、JAF会員のロードサービスは会員になって会費を支払っていれば、何回使っても基本的には無料!!!!大雨での冠水・雪道などで動けなくなった!!というトラブルにも対応してくれます!

 

ジャンプスターターの購入はこちらから


上の記事を読んで、思わずジャンプスターター買いたい!!って思ってくれた方もいるのではないでしょうか!!

こちらから購入可能です★★★
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1つとは言わず、2つ、3つ、どうぞ!!!!

 

 

バッテリーの点検方法


急にバッテリーが上がらないようにするには、日頃から点検をしておく必要があります。ですが、点検と言っても、どこを見たらいいの?って方のために、バッテリーの点検項目を紹介していきます!

1. バッテリー液が規定の量入っているか

2. もしバッテリー液が減っているようであれば、各セルの穴から補充用の蒸留水を中間まで入れる(水道水は不純物が入っているので使用しないこと)

3. バッテリー液の比重が1.26~1.28の間にあるのか確認する(バッテリー上部のキャップを外して、比重計を使い測定してください)


4. なるべく電圧計を使って電圧を測定する

※バッテリー液の比重が異常な場合や、エンジン停止時のバッテリー電圧が10V以下である場合には、充電するか新品への交換が必要になります。
ちなみに、バッテリーの定格電圧は12Vですが、実際に測定すると13.8Vあります。これはオルネーターから充電する際に12V~14V程度まであるからだそうです。

・・・・。ちょっとわたしには難しいです((+_+))(´Д`)

気を取り直して、バッテリーをなるべく長持ちさせたい!!寿命を延ばしたい!って方は次の記事を読んで下さい!!

 

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バッテリー寿命の向上


費用削減のためにも、できる限り長持ちさせたいですよね(*´ω`*)定期的な点検をして、バッテリーあがりの原因になりやすいライトのつけっぱなしなどを気を付けるだけで、持ちが変わりますよ!

・自分でバッテリーの点検を1か月に1度行う

・定期的にディーラー、ガソリンスタンドで詳しく点検してもらう

・長期間、走らない場合、エンジンを定期的に始動させ、2カ月以上車に乗らないと分かって場合は、自然放電を避けるためにマイナス端子を外しておく方法もある(ただし、マイナス端子を外すと時計やオーディオがリセットされてしまいます)


・エンジンが停止している状態で、電力を多く必要とする電装品(エアコン、ライト、オーディオなど)を使用しない


・エンジンを始動する際、大量の電力を必要とするので、なるべくエアコンやオーディオは電源をきっておく


・消費電力が多い電装品を後から付けた場合は、バッテリーの容量を大きくする

などなど。少し気を付けるだけで、持ちが変わります。エアコンの電源をオフにしてからエンジンを切ったりすることは、簡単にできると思うので、今日から実践していきましょう!!!!

 

 

~ ~ ~ まとめ ~ ~ ~

今回はバッテリーとはどんなものか、バッテリーが上がってしまったときの対処、バッテリーの延命法などを紹介させていただきました!少しでも役に立てばと思い書いております(/・ω・)/ためになったでしょうか|ω・)

バッテリーは消耗品ですが、車の乗り方や利用の仕方で寿命を延ばすことができます。バッテリーの寿命を延ばすことができれば、費用削減!そして地球にも優しいのですよ~(`・ω・´)

 

 

 


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