Hey! Hey! Hey! 出会ってしまったその日から！ 恋に落ちることもあるっ！ 男とトラックとの出逢い、それは運命にして宿命。婚活トラック、恋のからくり夢芝居♪ってね！ いやー、これ出会っちゃったんじゃない!? マッチングしちゃったんじゃない!?

今週のふそうの大型セルフローダーは、これ以上、程度のいいセルフがあったら持ってきて！ 買いとるから♪って感じですよ(笑)。あははは。4年落ちで14万弱だからそこそこ走ってるけど、外装はオールペンしたてみたいに綺麗だし、内装も綺麗に使ってる！

走らせてみると、機関系はもう絶好調の一言。スムーズに走りだし、アクセル踏むとスーパーグレート特有のターボの回転音がキュンキュンいってて、こっちの胸までキュンキュンするよ(笑)。極撰ちゃんですね！ この娘は。

なにが極撰かというと、前にもどこかで書いたけど、10万キロも越えると中古トラックは、新車のときのようなキリっと中心をとらえたハンドリングや、ギアチェンジを意識させないスムーズなクラッチのつながりや、アクセルの応答性の良さ、加重したときにシャーシがきしまなかったりとか、新車ならではの新鮮な走り心地がどんどん失われていくわけ。

ま、この辺の経年劣化も波乗りのように、ゆるゆると乗りこなすところに、中古トラックの魅力はある訳だけど(笑)、この娘はまだ3万キロぐらいのトラックの走り心地を奇跡的にキープしているっ！ こういう娘に乗ると、ほんと前オーナーの運転レベルって出るし、前の旦那さんは素敵な人だったんですねぇという幸福なパターンだよ(笑)。

そして！ 上物は四国のトラック架装の雄、フジタ自動車工業（通称：フジタボデー）ですよ。この型のセルフをフジタボデーでは“ダンプローダー”と呼んでいるんだけど、特徴は鳥居とウインチとアウトリガーが一体になってるところ。その分、キャビンと鳥居の間にスペースがないから、積載スペースがとれて軽量化にも貢献。積載の際の安定性にも貢献している。間違いなし！ でしょ。

そして見てよ！ この自動あゆみの秘剣、鬼の爪みたいな格好良さ(笑)！ もちろんオートスライドだし、LEDの３連テールランプに、サイドはパイプバンパー。鳥居は縞板ばり！ この奥ゆかしく上品なカスタムが、美しい赤色に映えている。全体的にその走り同様にカッチリ決まってるし、どこも手に入れるとこないよね。

もちろんセルフローダーは納期１年待ちが当たり前なので、この娘がいかに稀少な極撰ちゃんなのかは説明不要なんだけど、横山剣さんが言うように“夏のバカンスは早いもの勝ち”だからね(笑)!? 三浦半島、虎の娘ハント、大成功～♪って感じでひとつ！

では今週も、お気をつけていってらっしゃい！

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