Hey! Hey! Hey! これを読んでる皆さんは！ トラック愛なんて俺に説明されなくても良―く分かってるだろうけど(笑)！ ここは聞いて欲しい。やっぱり大切に乗られてきたトラックって一発で分かる。皆さんも分かりますよね？ それって、とりもなおさずプライドをもった、素晴らしい運転手に大事に乗られてたトラックのことで、婚活トラックではこれまでそういうトラックを選んで紹介してきたんだけど、今週はまさにそういう箱入り娘だね！ ヨシノの広大なトラックプールでパッと目についた彼女は、まさにエンジェル(笑)。トラッカー魂をこめられた戦うエンジェルだね。

普通にスペック見れば5年落ちで、50万キロ走った中古の冷凍ウイングですよ。ああ、長距離走ってたのね、と。でも外装は傷ひとつないし、内装だって本当に誰か50万キロ乗ってたの？ってぐらいに綺麗ですよ。走らせてみるとクラッチはへたってないし、出力はさすがに50万キロ走って多少落ちてるかなというところはあるにしろ、スムーズにシフトチェンジできて、きっちり止まる。感動ポイントとしては、この娘はアルミをはいているんだけど、削り出しのアルミの質感がしっかり残ってるっ！これってちゃんとこまめにスラッジとったり磨いておかないと50万キロ走行して、こんな綺麗ではいられないわけ。魂、感じたよね、ほんと。

で、思ったんだけど、この横に同じ冷凍ウイングの新車と、この娘が並んでいたらどっちに乗りたい？ と皆さんに問いかけたいんだ(笑)。もちろん未使用の新車に不満があるはずもないから、新車を選ぶ皆さんの眼にくるいはないですよ。でも俺なら、この50万キロ走ってなお意気盛んな彼女を選びたいね！ コレ本当に本当！ これはトラッカー魂を受け継ぐわけですよ。この先、100万キロ迎えるまでこのままの姿を維持して乗っていきたい。となると、事故はおろか当てもしないし、きっちり洗車して綺麗に乗っていかなきゃいけない。そうやって愛情かけられたベテランちゃんほど良いオーラが出るんだよね。

その会社のベテランが乗ってたトラックを自分が乗るとなると緊張するよね。ピシッと一本筋が通るような、背筋がしゃんとする感覚がある。大事にしなきゃってね。アレが中古トラックにも絶対あるんだ。ま、あえて新車に乗らず、中古を選ぶスタイルっていうのもある(笑)。「社長。リース料もかからない車で稼いでるんだから給料あげてよ」っていうスタイルだね(笑)。真っ当な意見だけど、それで給料はまず上がらないし(笑)、ボルボもアクトロスも乗る機会を逸して、目の前を通り過ぎて行った自分自身の経験からすると(笑)、例外は作っておかないと後悔しちゃうぞ！って感じはあるけどね。あははは。

では今週も、お気をつけていってらっしゃい！

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