Hey! Hey! Hey! さ、いよいよ7月ですよ！ 夏っ！ 俺たちのNack５からは、今日あたり大黒摩季の「夏が来る」が流れてきてね！ 否が応にも夏感、高まる訳だなぁ。あと２週もすぎればこの梅雨空ともサヨナラ。代わりに、かんかん照りの太陽に灼けたアスファルトの季節ですよ。街道走って、額に汗して働いたら！ 海に！ 山に！ 川に！ ＢＢＱだね(笑)。夏が待ち遠しいこの季節、冷凍屋さんは稼ぎ時なんだけど！「やばい。台数足りない」ってケースも往々にしてあるはず(笑)。いや、必ずあるよね、うん。

そこで今週は目下、引き合いの多い冷凍車の登場だっ！ 日野のレンジャーで6年落ち。36万キロだからそこそこ走ってるね。とはいえ、ウイングにゲート付き、ワイドだし、4トンでメッキもきっちり入ってるっ！ところどころ当てたとこもあるし、箱の中も傷はあるけど経年劣化の基準内！ バックアイもついて、直列５気筒のエンジンは絶好調だし「あとはお値段次第」って一台かな。たぶん５年リースかなんかの代替わりで、下取りに出されたんだろうね。

多くの運送屋さんはリース期間が終わると、新車に入れ替えて契約を更新するよね。常にフレッシュなイメージを保ち、ドライバーもそれを喜ぶってサイクルがあると思うんだけど、昔から車両は現金購入、購入したら、とことんまで「使い込むスタイル」っていうのも大いにあるっ！ 車両単価は新車にくらべて下がってる分、走れば走るほど利益率をあげてくれるから、主力は５年落ち以降にするってあるよね。実利を考えれば、当然の賢い選択。もちろんこの娘もまだまだ働けるっ！

車両単価が低ければ低いほど利益があがる訳だから、俺が知ってる運送会社で、10トンはぜんぶ15年落ち、20年落ちは当たり前で、走行メーターは軒並み300万キロ超(笑)なんてとこがあった。連中が東名を黒煙あげて、船団くんで走ってたんだよ(笑)。ただ会社としての戦闘能力は異常に高くて、大手が受けれない値段でばんばんダンピングして仕事とっちゃうから、業界ではものすごく嫌われてもいた(笑)。その戦闘力の秘密はもちろん、フルラインナップの15年落ちだよね。

しかし！ 悪は滅びる訳で、お気づきの方もいるかも知れないけれど、折からの排ガス規制でトラック使えなくなっちゃって、つぶれちゃった(笑)。ま、「バランスは大事よ」という話をしたかったのと、「6年め以降のトラックは会社経営を陰で支えるものなのよ」って話ですよ。こういう6年落ちのどっちかというと地味めの働き者が(笑)、大事な稼ぎ頭になってくれる。美しいでしょ!? 愛してあげて欲しいぞ！ うーん。やばいね、今週は経営コンサル入ったね(笑)。“婚サル”トラックなんつってね！あははは。

では今週も、お気をつけていってらっしゃい！

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