婚活トラックって?
物流に! 建設に! たまにはレジャーに!?
日々、我々の生活インフラを健気に支える働き者のトラックたち。
そんなトラックたちをパートナーと考え、試乗してリポート。オススメのトラノコたちとの愛ある結婚生活を想像する、史上初のトラック試乗記です。
3サイズやスペックで結婚する人はいない! だから数字じゃない、トラック一台一台の個性を大事にした愛情あふれるパートナーシップを探しに行きます。初々しい高年式から車齢20年超のベテランさん、トレーラーヘッドに、大型箱車、冷蔵冷凍、ユニックと何でもござれ。
まさにヨシノの桜、いやいやトラックは百花繚乱状態!
さぁ、寄ってらっしゃい、見てらっしゃい。婚活トラックの始まり始まり!
連載を担当する編集者・青木雄介について。
私こと青木はかつて、長距離のトレーラー運転手をしていました。バラ積み20トンで長距離“着発”運行をこなすかたわら、時には海コン牽いたり、地場で集荷してフェリーに積んだり。相棒はUDの直列6気筒400馬力。ときにはスーパーグレート、プロフィアやベンツに浮気したこともありますが、今でも思い出すのは俺を支えてくれたあの不細工なUDのヘッドです。あいつに逢いたい。またあいつに乗って日々をともに過ごし、日本中を駆け巡りたい。あいつが生きてれば車齢20年の大ベテラン。この連載のどこかで、また逢えるかも知れないとわずかな期待を抱いて今日もハンドル握ります。