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[ トラックの日常点検について ] 安全のため★めんどくさがらずに日常点検をしよう!

ここでは、故障などによって重大事故が発生しないように、日常的に点検できる項目について紹介しています。トラックドライバーさん自身が、自分で自分の身を守るため。愛車、周りのドライバーを守るために、読んでいただけると嬉しいです!

 

 

■タイヤの点検


★空気圧は適性ですか?

適性な空気圧でないと、燃費が悪くなったり、走行性能が低下したり、故障したりしてしまう場合があります。それが原因で大きな事故を起こしてしまう前に、日常的にチェックするようにしましょう!

<空気圧が適性じゃなかった場合に起こりそうな問題>

・燃費が悪くなってしまう
・走行能力が低下してしまう
・タイヤの両肩部がすり減ってしまう

 

★偏摩耗していませんか?
皆さんの愛車、タイヤを見てみてください。タイヤが極端にすり減っている場所はありませんか?タイヤのすり減り方が偏っている場合、空気圧が適性でなかったり、タイヤをローテーションしながら使用してなかった場合に起こりやすくなります。

タイヤの寿命を延ばすために・・・
5000Km走行したら1回を目安に、タイヤのローテーションをおススメします!!

<タイヤのすり減りを点検しなかった場合>

・タイヤの寿命が短くなってしまいます。
・振動、騒音の発生

 

★傷はありませんか?
タイヤにキズやヒビがないか点検しましょう!
もし、タイヤにキズやヒビがあった場合、走行中にパンクやバーストして、重大事故につながる可能性もあります。未然に防ぐためにも、日常的に点検する癖を付けましょう(゜o゜)!!

 

★ミゾの深さは充分に残っていますか?
新品のタイヤを買ったとき、くっきりあるタイヤの模様。あれ、「パタン」というそうです!

パタンが活躍するのは雨の日の運転の時で、タイヤの下に入ってくる水を効率よく排水することが出来ます。ミゾの深さがどれくらい残っているかによって、雨天時のブレーキの効き目にかなり影響してきます!
残りのミゾが1.6mmくらいになると、スリップサインというこのようなマーク→「▲」が表示されます!すり減ったタイヤでは、ハンドルもブレーキも利かなくなります。1箇所でもでたら、使用してはいけないことが法律で決まっているので、点検時に確認しましょう!

 

★サイド部分のふくらみはありませんか?
タイヤのサイドが一部だけ膨らんでる箇所がある場合、内部のコードが切れているかもしれません。とても危険なので、すぐにご相談下さい。

 

★ヒビ割れしていませんか?
これは、目視で発見しやすいと思います!タイヤの表面がヒビ割れしていても、内部のコードという場所までひび割れが達していない場合は、安全上の問題はなく、継続使用は可能です!ただ、自己判断は危険な場合もあるので、少しでも違和感を感じたら、ご相談くださいね(*´з`)♪

少しでもひび割れを防ぐためには、取り外して保管する際に直射日光を避けてください!また、空気圧不足はひび割れが拡大しやすくなります。指定の空気圧に調整してください(`・ω・´)ゞ

 

 

■バッテリー液量確認


バッテリー液が不足していると、金属の部分が露出していき劣化していきます。この劣化が進むと、火花が発生します。また、バッテリー内部の水素ガスに引火し最悪の場合・・・・・爆発することも!!!!!!車やトラックが爆発するところ見たことはないですが!!笑
ただかなり危険だということが分かると思います。このような危険を避けるためにも、3~6カ月に1度は点検するようにしましょう!

 

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[ ヨシノ自動車 整備工場 ] 044-322-2712

(^^)/ }ヨシノ整備部にお任せ!!!!
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■エンジン(原動機)の点検


定期的に点検する箇所は・・・・

★エンジンオイルの量
車種によって、点検場所が違います!自分の乗っているトラックがキャブを上げる必要があるのか、フロント部分で確認することができるのか、把握しておきましょう。

 

 

★ファンベルトの貼り具合や損傷
ファンベルトがきれてしまうと、エンジン内で力がうまく伝わらず動かなくなってしまいます。もし、、、走行中にでも、車が動かなくなってしまったらとても危険です!ファンベルトも忘れずに点検をヽ(^o^)丿

 

 

★冷却水の量
エンジンは、エネルギーをつくり出すとき熱が発生するようになっています。ですが、高温状態が続くのはエンジンに負担になり、オーバーヒートやエンジン本体の故障に繋がる場合があります。そうしたトラブルを避けるために、冷却水があります。効果を発揮するためには適正量を保つことが必要なので、その量に注目してください!

 

 

 

■灯火装置・方向指示器の点検


灯火装置や方向指示器は、ランプ切れに気づいたときに対処するのでは遅いです。方向指示器は、走行中、周りに進行方向を伝えるための大切な合図になります。運転席からはランプが切れていることに気付きにくいため、走行前に確認しましょう!

 

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■ブレーキの点検



★ブレーキぺダルの踏みしろ、ブレーキの効き
エンジンを始動してブレーキペダルを踏み込んで床との隙間を点検してください!
ペダルと床の隙間が少ない場合や、踏み心地がフワフワしている場合、ブレーキ液の漏れや空気の混入によるブレーキ不具合の可能性ありです!踏み心地がいつもと違うな~ブレーキの効きがいつもより悪い!?と感じたら、必ず点検・修理を依頼してくださいね!

★パーキングブレーキレバーの踏みしろ(引きしろ)
新車時・定期点検直後の状態と比較して、ブレーキレバーをいっぱいに引いたときに、引きしろが多すぎないか、また少なすぎないか確認してください。
もし、引きしろが多い場合、ブレーキの利きが悪くなっています!坂道で車・トラックが後退する危険が・・・・( ゚Д゚)

★ブレーキの液量
日常点検時は、リザーブタンクにて行ってください。メーターパネル右側の点検カバーに指をかけて回転させると取り外すことが出来ます。

タンク内の液は[MAX]と[ADD]の間が適正量です!入ってる液量が分かりにくい場合は、車を揺らして確認してください!

もし、タンク内の液が[ADD]より少ないときは、黒いキャップを外し、ブレーキ液を補充してください。ここでポイントなのが、満タンまで液を入れておきたくなるかもしれませんが、タンク内の液は[MAX]と[ADD]の間を保つように足してください。少なすぎも、多すぎもダメなんです!そして最後にキャップの閉め忘れにはご注意ください♡

★エアブレーキの空気圧の上がり具合

★正常な排気音かどうか

 

ブレーキ利かなくなったら、車・トラックは走る凶器に変わります。くれぐれも早めに点検・修理の依頼をしてください!!!!

 

 

■エアタンク


エアタンクのコックレバーを引いて、噴射に異常がないか確認してください!

 

 

■ウィンドウォッシャーの液量・噴射状態


ウィンドウォッシャーの液量は減ってきていてもなかなか気づきにくいです。外からは見えないので・・・・フロントガラス汚いな~と思ってウィンドウォッシャーを噴射したところ、かなり微量の液が出てきて、逆に汚くなった経験あります。笑
液量が足りない場合は、補充してください!また、液を補充しても、噴射の状況が良くならない場合は、噴射口の詰まりを確認してみてください。

地味なウィンドウォッシャーのスローモーション動画。笑
なかなか見る事ないから、どこから水出てんのかな~と思って撮影しました!!!!笑

 

 

■ワイパーの拭き取り状態



ウィンドウォッシャーをした直後や雨天時に、ワイパーがしっかり水を拭き取れているのかどうか確認しましょう!ワイパーの拭き取りが悪くなる原因は、ワイパーについているゴムの劣化や裂けです!そういった場合、ゴムを交換しましょう。

それと、ワイパーブレードが錆びたり劣化することもあるので、その場合も交換してください!!

 

 

~ ~ ~ まとめ ~ ~ ~

トラックを良好な状態で寿命を延ばすには、日常的な点検が必要となります!また重ねて定期点検もしてください!

点検項目は主に、

★ブレーキの点検

★タイヤの点検

★バッテリーの液量の確認

★エンジン(原動機)の点検

★灯火装置・方向指示器の点検

★ウィンドウォッシャーの液量、噴射状態の確認

★ワイパーの拭き取り状態の確認

★エアタンクの確認

 

です!
トラックの車検はほぼ毎年必要だし、維持費もかかるし・・・となったときに、定期点検前にトラックの購入や現在所有しているトラックを買い取って乗り換えたい!など検討されるようでしたら、ご相談下さい!乗り換え前の代車(レンタカー貸し出し)・整備車検・中古トラック販売・買取査定、全てヨシノだけでできます!!そして保険のご相談にものれちゃいますヾ(≧▽≦)ノ是非頼ってくださいね!!!!!