ホーム > トラック豆知識 > 13.トラックの装備 > [ サスペンションについて ] エアサス・リーフサスのメリットやデメリットなどを紹介しています
ボルボ トラック

[ サスペンションについて ] エアサス・リーフサスのメリットやデメリットなどを紹介しています

 

近年、中型トラックや大型トラックに搭載されていることが多くなったエアサスですが、名前を知っているけどなんだっけ?という方や、なんとなくイメージは沸くけど、使い方までは知らないな~。という方にこちらの記事で説明していきたいと思います。便利情報も書いちゃいました!

 

ヨシノ自動車の在庫車輌を紹介!

R02 三菱ふそう スーパーグレート 冷蔵冷凍車 ボデー未使用!矢野特殊♪サブエンジン付★フルエアサス・スタンバイ・観音SD・床キーストン&ジョロダーレール・4軸低床

詳細を見る

R01 日野 デュトロ 冷蔵冷凍車 高年式!ショート★スライドSD・全低床

詳細を見る

H28 いすゞ エルフ 冷蔵冷凍車 積載4t!ワイド超ロング★スライドSD・2エバ

詳細を見る

 

■サスペンションとは


サスペンションは、トラックの車体とタイヤの間にあります。道路の凹凸からの衝撃や、右折・左折した時の車体の傾きを吸収して車体を水平に保つことが出来るパーツです。エアサスは、ドライバーへの負担を軽減し、乗り心地を良くしたり、荷台内にある荷物への衝撃緩和をかなり減らしてくれています。それと、段差のないノンステップバスは低床で車いすの方や足腰の悪いお年寄りの方などに優しい仕様になってますが、車高が低いまま走行すると車体の底を道路に擦ってしまうので、ここで登場するのがエアサスです!サスペンションを使って車高を上げ下げできます。この機能を、トラックにも使っているわけです。とても便利な機能のエアサスですが、意外と操作方法を知らない人もいるそうですよ!(わたしもそんなに詳しくなかったです・・・・)広まらない理由は、エアサス付のトラックは中型・大型に多いので、普段、軽トラックや小型トラックを運転している人は知らいないみたいです。もし同じ会社だとしても、運転する車が違うと知っていることも違ったりするんですね!! 

 

 

■リーフサス


リーフサスは、上記の画像の様に、アーチ状になっている頑丈な鋼板製の板バネを重ね、板バネが湾曲することで、道路からの衝撃を吸収するシンプルなつくりのサスペンションが「リーフ式サスペンション(通称:リーフサス)」です。
自動車が製造される前から馬車などに使われていた、昔からあるサスペンションを改良していったもので、構造は原始的ですが実用的で、製造する時のコストやメンテナンスコストが安くあがることから、現在でも多くのトラックに採用されています。

 

★リーフサスのメリット

先ほどもお話したように製造コストやメンテナンスのコストが抑えられるところ、あとは、とても頑丈に鋼素材の板バネを重ねて作られているので、荷台に積んである荷物の重さに耐えられることです。荷物が重くなればなるほど板バネの能力を発揮できるので、積載量の多いトラックの荷台を支えるには適しているサスペンションです。

 

★リーフサスのデメリット

構造的に鋼素材の板バネがむき出しになっているため錆びやすく、道路からの衝撃は板バネが変形しながら吸収するため、金属疲労を起こし板バネが折れたりすることがあります。
また、荷物の重さが少ないと、下からの突き上げに対する衝撃の吸収力が弱まる傾向があるため、乗り心地が固めになるのもデメリットになります。

 

 

■エアサスペンション(エアサス)


 

エアサスは、ゴム製のクッションに高圧の空気を充填したもので、これが道路からの衝撃を吸収してくれます。エアサス内部の空気圧を調整することができるので、車高を上げたり下げたりできるのが、リーフサスとの違いです。

衝撃を吸収する能力が高いので、移住性が重要になる観光バスや、あまり衝撃を与えられない精密機器の運搬車輌などにも使用されます。

 

ヨシノ自動車の在庫車輌を紹介!

H30 日野 レンジャー ウイング車 上物未使用!72ワイド★ハイルーフ・リアエアサス・ゲート蓋

詳細を見る

R05 三菱ふそう ファイター ウイング車 登録済未使用車★62ワイド・リアエアサス

詳細を見る

R06 日野 プロフィア ウイング車 登録済未使用車★ハイルーフ・フルメッキ・リアエアサス・リターダ・4軸低床

詳細を見る

 

 

★エアサスの使い方

エアサスはボタン一つで車高を調節できます!上手に使えば作業効率もUPできるかもしれません!
それでは、具体的な使い方を説明していきます。

◆まずはキーを「ON」か「ACC(アクセサリー)」にします。
※「ACC」で操作できる車種もあれば、「ON」じゃないと操作できない車種があります。

◆次にエアサスを使うときは、必ずサイドブレーキを引いて下さい。サイドブレーキをせずにエアサスを動かすことはとても危険です。エアサスのリモコンの近くには「サイドブレーキをしてから操作してください。」と注意書きがあると思います。メーカーによっては、サイドブレーキを引かないと、エアサスを操作できないこともあるそうです。それくらい重要度が高いです!

 

 


①これが、エアサスのリモコンです!

 

 


②赤丸の箇所を押してください

 

 


③緑色に点灯したら、車高を上げ下げする準備完了!という合図です!

 

 


④このボタンを使って、車高を上げたり、下げたりできます。

 

 


⑤元の車高に戻したいときは、上下調整のランプを点灯させた状態で、赤丸のボタンを押してください。自動で元の高さに戻すことができます。

 

 

~ 追加で便利情報 ~
エアサスのリモコンには、高さを記憶できる機能があります。毎回、同じ高さのホームで、積み荷・荷下ろしする場合はこの機能がとても有効に使えると思います。使い方は簡単で、記憶させたい高さにしたら、「M1ボタン」と「STOPボタン」を同時に長押しするだけです。知らなかった方!今日から是非、使ってみてください♡

 

 

★エアサスのメリット

リーフサスは、一定の重さがないと、サスペンションの衝撃吸収能力が発揮されませんが、エアサスは積載物の重さに関係なく、常に高い衝撃吸収能力を発揮してくれます!なので、観光バスなどには乗り心地を良くするために、必須の性能となってくるのです!

また、車高の調整が可能になるため、運送業の方は荷物の積み降ろし作業の際にも、助かっている部分があるんではないでしょうか?

 

★エアサスのデメリット

正直に言います!製造やメンテナンスのコストが高額です!エアサスは、性能が高いのでその分、製造やメンテナンスにお金がかかってしまいます。高圧の空気を充填するので、パッキン類の劣化によるエア漏れをしていないか、定期的な点検と修理が必要になります。

 

 

じゃあ結局どっちを選べばいいの?って思った方!
リースサスかエアサスのどちらを購入するか迷った場合は、使用用途や予算で決めてください。リーフサスもエアサスも、それぞれ特徴がありますが、道路からの衝撃を吸収してくれる機能はどちらも付いています。

最近では、エアサスじゃないと輸送許可で出ない荷物もあると聞いたことがあるので、その辺も注意しながら選ぶといいかもしれないですね!

 

 

 


【保険】
生命保険、損害保険は 川崎の株式会社ヨシノにおまかせください!


▼お問い合わせフォームはこちら
https://yoshino-insurance.com/contact/

▼電話でお問い合わせはこちら
TEL:044-344-0211

▼保険ブログ
https://yoshino-insurance.com/blog/


【トラック整備】
車検・整備についてはこちらから

▼整備ブログ
https://www.yoshino-motor.co.jp/seibi/


【トラックレンタル】
トラックのレンタルはこちらから

▼ヨシノレンタカー予約はここから
https://www.yoshino-rentacar.net/


株式会社ヨシノ自動車
電話:044-333-5656
住所:神奈川県川崎市川崎区鋼管通4-1-6

→YOSHINO MOTORS HPへ