- 投稿日:2024年08月10日 8時59分
機会がないとなかなか知ることの出来ない、VOLVOTRUCKの歴史について解説しています。今回は、前回の続きでシリーズ2から書いています。どうやって、今のトラックができたのか気になりますよね!!そんな方のために説明しているので、是非ご覧ください!!
【VOLVO TRUCKについて①はここから ↓ 】
■VOLVO TRACKの歴史
【シリーズ2】
1926年後半に創業を開始し、最初の数年は乗用車の販売が伸びませんでした。初となるトラック、シリーズ1のが成功したことは、ボルボにとって驚くような出来事だったそうです。生産された500台が売り切れるまで、2年ほどかかると見込まれていましたが、実際には半年で完売し、それに伴ってシリーズ1の増産を決めたそうです。
発売から2年間は休むことができないくらい多忙な日が続いたそうです。1928年2月、シリーズ1に変更を足した「シリーズ2」に発売を開始しました。多忙なことが理由で、新型エンジンの製造ができず、シリーズ2型では車軸比をあげることで対応しました。これによって、最高速度は低下してしまいましたが、
パワーが弱い分、逆に運転性能は改善されました。
シリーズ1の車輪の幅はそのままで、製造された乗用車と同じ1,300mmあり、ほとんどの道路では問題にならなかったのですが、一部の道路では馬車によって残された車輪の後が幅1,500mmであったことから走行しずらい状況が発生しました。そこで対策として、シリーズ2型では1,460mmへと車輪の幅を広げられました。
シリーズ1ではスプリングがシャーシの真下に取り付けられたのに対し、シリーズ2型ではシャーシの外側に移動しています。シリーズ1型とシリーズ2型の判別はスプリングがシャーシの真下についているのか、外側についているのかで判断されていたそうです。そのほかだと、シリーズ1では木製ハンドルだったものを、シリーズ2ではベークライトを使用した物に変更しています。
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★1930年代
1930年代、ボルボにとっては成長と製品改善の時代でした。第一世代のトラックは時代遅れでしたが、成長したことで大手メーカーに追い付きました。ディーゼルエンジンの搭載や、木製のホイールをスチール製に変更しました。油圧ブレーキが選ばれたり、頑丈なつくりだったので、輸出市場でも目立つ存在になり、30年代後半では北欧地域で支配的トラックメーカーとなりました。
★LV75
ボルボトラック初となる、キャブオーバー形状をしたトラックであるLV75が発売されました。世界的な流行として、元々あったボンネット型からキャブオーバーに移行していき、1896年代はキャブオーバーが主流になりました。アメリカでは州間高速道路の全長規制があったので、キャブの全長を短くすることで、トレーラー全長を稼ぐことができるので、挙って製造が行われ、欧州ではトラックが増えました。元々道路状況が良くないので、トラックの車輌総重量に関して、厳しい規制が導入されたことによって、車軸圧を許容範囲内に収めるようになりました。
この時、前輪の車軸よりも前にエンジンを配置するボンネット形状をやめて、重量をホイールベースの間に均等に配分することができるキャブオーバーの開発しました、それが「LV75」で、アムステルダム・モーターショーにて発表が行われています。LV75は、ゴミ収集車などのボンネットが障害となるような特殊車両などで人気を集めました。ですが、一番活用されたのが、地方で運行していた路線バスです。
次回、【1930年代後半:第一次世界大戦以降】について取り上げていきたいと思います(・´з`・)♪
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