- 投稿日:2024年09月20日 10時13分
エンジンブレーキとフットブレーキを意識して使い分けたことはありますか?どちらも運転中に使用するメインのブレーキです!とはいっても・・・わたしは使ったことないのですが(笑)
使用方法などは免許取得の際に教わっていると思いますが、時間が経って、あれ?なんのことだっけ?となってる人も多いんじゃないでしょうか?わたしもその一人です:;(∩´﹏`∩);:
この記事では、エンジンブレーキとふっとブレーキのしくみや、どんな時にどちらを使用するか?など、解説していきたいと思います。
フットブレーキとは?
フットブレーキとは、走行中、車の速度を原則する時に使うブレーキのことです!一般的には、運転席の右足あたりに配置されたブレーキペダルで操作します。速度を落としたいときや、停車する際に使用します。またそれ以外にも、右に曲がるときや左へ曲がるときのスピード調整などにも使用されるため、安全運転には絶対なくてはならないものです。
フットブレーキの特徴は、ブレーキペダルを踏むとブレーキが点灯するため、後続車両に減速していることが伝わることです。
そんな大切なフットブレーキですが、頻繁にブレーキをかけてしまうと交通の流れを乱してしまったり、長い下り坂でフットブレーキを使いすぎてしまうと、ブレーキフルードが沸騰してしまったりすることもあります。ブレーキフルードが沸騰してしまうと「ペーパーロック現象」というものが発生してしまいます!簡単に説明すると、ブレーキパッドを踏んでもブレーキが効かなくなってしまう現象です。
エンジンブレーキとは?
エンジンブレーキとは、エンジンの抵抗を利用したブレーキのことです。車はアクセルを踏めば加速します!そして、アクセルを戻すとブレーキを踏まなくても徐々に減速します!この減速のことをエンジンブレーキと呼びます。
エンジンブレーキの仕組みですが、車は車体を動かすための力をエンジンから車軸に伝え、タイヤを回転させることで動きます。しかし、走行中にアクセルペダルから足を離すとタイヤの回転力を使ってエンジンを動かしている状態になり、その負担で減速します。AT車は走行中にアクセルペダルから足を離すことでエンジンブレーキをかけることが可能で、MT車はギアをシフトダウンすることでエンジンブレーキが強くかかる構造になっています。
エンジンブレーキは、減速してもブレーキランプが点灯しないため、後続車は減速したことに気付きにくいです。この点、フットブレーキは点灯合図があるので、分かりやすいですね!!
エンジンブレーキを活用する最適のタイミング
エンジンブレーキは使い方を間違えなければ、スムーズで安全な運転に繋がります!特に、エンジンブレーキが役に立つ場面を紹介していこうと思います(^^)/
★長い下り坂
山道、峠などの長い下り坂では、フットブレーキの負担を減らすために、エンジンブレーキの使用がおススメされています。ただ、下り坂が急だったり、距離がとても長い場合には普通にエンジンブレーキをかけるだけでは十分に減速しきれないことも考えられます。そんな時は、ギアをシフトダウンし、エンジンブレーキの効果を高くしてください!!
★高速道路での走行中
フットブレーキだけを使用していると、ブレーキランプが頻繁に点灯します。それにより後続車へ減速を誘発し渋滞を発生させてしまうおそれがあります。できるだけエンジンブレーキで減速するようにすれば、周囲に迷惑をかけずに走行することが出来ます!
高速道路では速度を上げて走行することが多いです。停車や減速に時間がかかる高速道路ではエンジンブレーキが大活躍しますよ!!
★一般道路での信号手前
一般道路で走行中、信号が「赤から青に変わりそう!!」と予想できた時は、信号の停車位置に差し掛かるまえにエンジンブレーキをかけてください!事前に速度を落としておくことで、停車せずに通行することができる時もあります。赤信号停車位置の直前でフットブレーキをして停車する場合と比べて、車の流れを止めることがないので円滑な走行が可能です!
ただ、これは余裕がある時でのパターンで、危険な場合は迷うことなくフットブレーキを踏んでくださいね!!そのためのブレーキです!!
ABSについて
ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)は、自動車やバイクなどの車両に搭載される安全装置の一つです。急ブレーキをかけた際に、車輪がロックすることを防ぎ、車両の操縦性を保つことが目的です。車輪がロックすると、タイヤと路面の摩擦が変化して車両の制御が難しくなるため、ABSはその危険を回避します。
ABSの仕組みについて
ABSは、車輪の回転速度をセンサーで監視し、急激な減速が検知されると、自動的にブレーキ圧を調整して車輪がロックしないように制御します。これにより、タイヤが滑るのを防ぎつつ、ドライバーがステアリングで車両の進行方向を維持できる状態を保ちます。
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