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ボルボ トラック

[ ドライバンについて ] 物を運ぶトラック★代表的な箱車ですよ~!

アルミバンは荷台の部分をアルミ素材で覆い、荷台の中を密閉しています。荷台が箱のようになっているので、荷室に積み込んだ荷物は運搬中に雨風にさらされることなく、綺麗な状態で運ぶことができます。
近年、個人向けの小型の荷物が大幅に増加しているため、物流業界には積んでいる荷物を汚さずに綺麗な状態で運べるアルミバンがとても人気を集めています。

 

 

アルミバンとはどんな車?


荷台が箱の形になっていて、冷蔵機能などがついてないトラックです。外装のアルミ素材は、鉄と比べると重さが1/3で軽量で腐食に強いです。そのため、軽さ・丈夫さ・耐久性に優れています。荷室が密閉されているため、積み込んだ荷物が運搬中に雨風にさらされることがないのと、荷室に鍵をかけることができるので、駐車中などに盗難にあうことを回避することができます。様々な車両のサイズがあるので(後ほど紹介します)、使い用途によって選ぶこともできるのも便利です。

 

 

ラッシングについて


アルミバンの荷室は、ほとんど凹凸もなく荷物を積むだけでは荷崩れしてしまう可能性があります。そのため、壁の側面にラッシングレールをつけて、ラッシングベルトで荷物を固定します。ここでは、ラッシングの役割などを説明していきます!

★ラッシングレールとは?

 

ラッシングレールとは、ラッシングベルトを固定することができるレールのことです。基本的には、荷室の壁の側面にラッシングレールをつけて、そのラッシングレールにラッシングベルトを装着して、荷室内の荷崩れ等を防ぎます。使い方は簡単で、ラッシングレールの溝にラッシングベルトをはめるだけです。
ラッシングレールの種類は通常タイプと、クロスタイプがあります。通常タイプは、ベルトを装着する溝がアルファベットの「 I 」のような形で縦に並んでいます。クロスタイプのものは、ベルトを装着する溝が縦と横にクロスしていてプラス記号「 + 」のような形と、通常タイプの「 I 」が交互に並び「 I + I + I+ 」というようになっています。ベルトの向きを色々な方向で使いたいと思っている場合は、クロスタイプの方が使い勝手がいいと思います。

 

★ラッシングベルトとは?

ラッシングベルトとは、荷物を固定する時に使う器具のことです。最近はトラックの荷室だけではなく、バイクやモーターボートを搬送するためにも使われています。いくつか種類があり、手でベルトを引き締めてバックルでで固定するカム式と、反復を繰り返してベルトを締めていくラチェット式があります。このように種類によって、使い方が違うので、使用前には説明書をみるなど確認してからの使用をおすすめします。

 

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ゲートについて


トラックの荷台後部についているのがパワーゲートです。トラックに積み込む荷物が重すぎて、人の手では荷上げ・荷下ろしが難しい時に使います。ゲートにさえ荷物を載せてしまえば、ボタン一つで荷上げ・荷下ろしをすることができるので、作業員の負担を軽減することができます。わたしも先日、自力で引っ越しをしましたが、アルミバンについているパワーゲートに何度も助けられました。冷蔵庫や洗濯機などは、移動させるのがやっとでパワーゲートがないと、荷台まで持ち上げるのは厳しかったと思います。
様々な形状・大きさのトラックに取り付けることができ、場合によっては乗用車にも取り付けることが可能です。パワーゲートの呼び方は、各製造メーカーによって違いますが一般的には「テールゲートリフタ」と呼ばれています。普段、業者間では「ゲート」とか「パワーゲート」という風に呼んでます( ^^)

ちなみにメーカー別の商標を紹介すると・・・

◆極東開発工業株式会社 「パワーゲート」

◆日本フルハーフ株式会社 「フルゲートリフター」

◆新明和工業株式会社 「垂直ゲート/マルチゲート」

◆ケーテー自動車工業 「バーチカルゲート」

◆日本リフト「リフトゲート」

◆トレクスゲート「日本トレクス」

◆テールリフト「日本リフト」  

 

こんな感じです!パワーゲートという呼び名は、極東開発の商標だったんですね(*´▽`*)

 

 

★パワーゲートの種類

パワーゲートにはいくつか種類があります。写真付きで紹介していくので参考にしてくださいね♪

・格納ゲート
走行時やゲートを使わないときは、荷台の下に格納しておくことができます。リアドアを開けたいときや、ゲートを使わないで荷上げ・荷下ろしする時はゲートを動かす必要がないので、その場面次第で対応することができます。また2枚折と3枚折があります

・ゲート蓋(跳ね上げ式パワーゲート)
荷室のリアドアが一部パワーゲートになっています。ゲートで蓋がされているので「ゲート蓋」と呼ばれたり、跳ね上げ式パワーゲートとよばれたり・・・(*´з`)

・マルチゲート
リア観音扉を閉めた状態にしてから、ゲートを跳ね上げて収納し走行します。

・垂直ゲート
左右のガイドレールに沿り、車体に対して垂直に上下するパワーゲートです。設定次第で荷台よりも高い場所にパワーゲートを持ち上げることができます。揺れが少ないのがメリットで、転がりやすいものや転倒しやすいものを荷上げ・荷下ろしする際に適しています。

・スイングゲート(アーム式パワーゲート)
ゲートの下を金属製のアームが支え、アームの動きでゲートを動かします。また、アームの動きで、水平の状態・スロープの状態に固定することができます。

 

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パワーゲートについて詳しくはここから ↓ ↓

[ トラックのゲートについて ] これが付いてるだけで作業効率が格段UP★

 

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荷台内寸法の目安


≪小型(2t)トラック≫

標準      長さ3,150mm 幅1,780mm

標準ロング   長さ4,500mm 幅1,800mm

ワイドロング  長さ4,500mm 幅2,010mm

 

≪中型(4t)トラック≫

 標準巾  幅2,200mm

 ワイド  幅2,350mm

 

 

車輌寸法や高さの規格について


トラックは車輌の寸法や積載量などの規格が法律で定められています。

 

 ≪小型(2t)トラック≫ ヨシノ自動車の小型車在庫一覧はここをクリック☆

トラックの中でも1番小さい規格をしています。通称2tトラック、3tトラックと呼ばれています。

・車輌総重量:5t未満

・最大積載量:3t未満

・車輌寸法 :全長4.7m以下、全幅1.7m以下、全高2m以下(小型貨物車の場合)

 

 ≪中型(4t)トラック≫ ヨシノ自動車の中型車在庫一覧はここをクリック☆

小型トラックの次に大きいサイズになるのが中型トラックです。中型自動車免許が必要となっており、通称4tトラックと呼ばれていますが、車輌総重量や積載量の限度が4tまでという決まりはありません。

・車輌総重量:5t以上11t未満

・最大積載量:3t以上6.5t未満

・車輌寸法 :全長12m以下、全幅2.5m以下、全高3.8m以下

 

 ≪大型(10t)トラック≫ ヨシノ自動車の大型車在庫一覧はここをクリック☆

  長距離を走る際に使用されることが多いのが大型トラックです。ドライバーは大型免許の取得が必要となります。

   ・車輌総重量:未満11t以上

   ・最大積載量:未満6.5t以上

   ・車輌寸法 :全長12m以下、全幅2.5m以下、全高3.8m以下

 

このようにトラックの規格によって、運べる荷物が変わってくるので、業務に違いが出ることがあります。また取得している免許の規定を超えたトラックを運転することはできないので、ドライバーは運転する前に正しい知識を覚えておきましょう!

 

 

 

導風板について


導風板と聞いてもピンと来ない人がいるかもしれませんが、トラック業界の方なら見れば一目でわかると思います。

 

 

運転席のあるキャブの上に装着してあるこのカバーのようなものが「 導風板 」です。風の影響を弱くしたりする効果があります!
最近はドライバーがより快適に使用できるように導風板も進化しているようで・・・
例えば、雨が降った際にフロントガラスに雨水が流れてこないよう、雨水を導風板の横に流すように作られていたり、中が空洞のため風の音が強く聞こえるのを軽減するように工夫していたりします。
他には、割れてしまわないように耐久性が強い素材を使ったもの、LEDがついてるものなど、種類が増えています。

 

★安定感が増し、車体がふらつくのを減らす

トラックは車高が高いのと、箱車は特に風の影響を受けやすいので、車体がふらつきやすくなります。そういったことを少しでも減らすために、導風板を取り付けると前方からの空気の抵抗が少なくなり、車体が安定しやすくなります。また発進・加速の際もスムーズになります!

 

★燃費が向上する効果あり?

上記で説明したように、導風板を取り付けることによって空気の抵抗を減らすことができることにより、燃費の向上を期待できます!

 

 

次に、導風板の種類についてです!

★固定式
固定式の導風板は角度が決まっていて、調整することができません。そのためトラックの形状によって、相性の合う導風板を装着することが重要です。キャブの上部をしっかりと覆うタイプが主流となっています。

★可変式
導風板の角度を変えることができます!

★ボードタイプ
一番安く手に入れることができます。固定式や可変式は側面までカバーされていますが、ボードタイプは前面のみになっています。

 

導風板を付ける必要があるトラックは、荷台に高さがあるウイング車やアルミバンなどの荷台が箱型・四角形で風による影響を受けやすいトラックです。理由は、キャブの天井から荷台の天井までの高低差が大きいためです。平ボディーも大型であれば導風板が装着されているトラックも多く見かけます。導風板は純正品以外にも、色々な種類が販売されているので、燃費の向上や安定感のためにも購入を考えてみてはいかがでしょうか(^^)/

 

 

 

上物メーカー紹介


日本フルハーフ

日本トレクス

パブコ

東プレ

浜名ワークス

トヨタ車体

東邦車輌

日野車体

山田車体工業

北村製作所

富士車体工業

大上自動車

矢野特殊自動車

オオシマ自工

 

 

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