- 投稿日:2024年09月05日 11時20分
トラックの床の高さ(床面高さ)は、トラックの種類や用途によって異なります。こちらの記事では、一般的なトラックの床面高さについて説明します。
Contents
■トラックの床の高さについて
トラックの床の高さ(床面高さ)は、トラックの種類や用途によって異なります。以下に一般的なトラックの床面高さについて説明します。
- 軽トラック:
- 床面高さ:40~60cm
- 軽トラックは、小型で取り扱いやすく、荷物の積み降ろしが比較的簡単です。
- 中型トラック:
- 床面高さ:80~110cm
- 中型トラックは、配送や物流業務でよく使用され、床面高さはやや高めですが、多様な荷物を運ぶのに適しています。
- 大型トラック:
- 床面高さ:100~130cm
- 大型トラックは、大量の荷物や重量物を運ぶのに適しており、床面高さが高く、フォークリフトなどの積み降ろし機械を使用することが多いです。
- トレーラー:
- 床面高さ:120~140cm(通常のトレーラー)
- 床面高さ:低床トレーラーの場合は60~80cm
- トレーラーは特に長距離運送に使用され、荷物の種類や重量によって床面高さが異なります。
■床面高さの影響
▼床面高さの影響について
- 積み降ろしの利便性:低い床面高さのトラックは手作業での積み降ろしがしやすくなります。
- 積載効率:高い床面高さのトラックは積載容量が大きく、より多くの荷物を運べます。
- 安全性:高床面トラックは運転時の視界が広がり、安全性が向上することがありますが、積み降ろし時には注意が必要です。
具体的な床面高さを確認するためには、トラックのメーカーやモデル、用途に応じて仕様書を参照することが重要です。
■トラックの床面の高さの測り方
トラックの床の高さを正確に測るためには、以下の手順に従ってください。
▼必要な道具
- メジャー(巻尺)またはレーザー距離計
- 水平器(必要に応じて)
▼測り方の手順
- トラックを平坦な場所に停車させる:
- トラックを平らな地面に停車させ、ブレーキをかけて安全を確保します。
- 測定基準を決定する:
- 床面の高さを地面から測るため、地面の一番低い点から測定を開始します。トラックのタイヤの接地面が基準となります。
- メジャーを使用する:
- メジャーの一端を地面に置き、垂直に持ち上げて床面の一番下の点まで伸ばします。
- メジャーが垂直に伸びていることを確認し(必要なら水平器を使用)、床面までの距離を読み取ります。
- レーザー距離計を使用する場合:
- 距離計を地面に置き、垂直に持ち上げて床面をターゲットに合わせます。
- デバイスの指示に従って正確な距離を測定します。
- 複数回測定する:
- 正確さを期すため、トラックの前後および左右で複数回測定し、平均値を取ります。
▼注意点
- トラックの荷重状態:トラックが空の状態か、積荷がある状態かによって床面の高さが変わることがあるため、測定時の状態を明記しておくと良いです。
- トラックのサスペンション:サスペンションの状態(特に空気サスペンションの場合)によっても床面高さが変動することがあります。
- 地面の状態:測定を行う場所の地面が平坦であることを確認してください。傾斜や凹凸があると正確な測定が難しくなります。
これらの手順に従うことで、トラックの床面高さを正確に測定することができます。
■低床トラックと高床トラックの使い分けについて
低床・全低床・高床のトラックが、それぞれどんな特徴を持ったトラックなのか、理解していただけたと思います。
次に、どの高さのトラックが、どういった作業内容の現場に適しているのか、解説していきたいと思います!
★低床トラックの使用用途
先ほどもお話したように、低床トラックのメリットはなんといっても荷台が低いため、作業がしやすい!といったところでしょうか。荷物の積み降ろしがスムーズにできます。
ですが、高床トラックに比べて乗り心地はあまりよくないので、長距離を移動するよりも、短距離で荷物の積み降ろしの頻度が高い作業現場に向いています!例を挙げると、宅急便ですかね!あとは、工務店なども資材や砂利、シャベル等を手作業で積むので、低床トラックを選ぶ傾向があります。
★全低床トラックの使用用途
全低床トラックは、低床トラックと高床トラックの中間に位置しています。中距離運送に向いているのと、荷物の積み降ろし作業を[手作業]と[クレーン&フォークリフト]の両方できるので、引っ越し作業で活躍します。
★高床トラックの使用用途
高床トラックは、タイヤの口径が大きいので、乗り心地がよく、積んでいる荷物への負担も少ないです。そのため運搬に向いていそうですが、荷台が高いので荷物の積み降ろしが大変になるので、荷物の積み降ろし頻度が少ない、長距離移動の運搬が向いています。
荷台が高くて、手作業での荷物の積み降ろしは大変なので、クレーンやフォークリフトを使用できる現場だとばっちりですね!!
~ ~ ~ まとめ ~ ~ ~
低床・全低床・高床を見分けるのは、地上からの高さやタイヤ口径だけでは難しいです。確実に見分けたい場合は必ず、メーカーに車両の形式を伝えて、確認してもらうのが確実な方法です。
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