- 投稿日:2024年08月31日 11時04分
アームロールとは、荷台部分にあるコンテナを自力で脱着することができる車輌のことです。
コンテナは、アームロールのアーム部分の力でダンプトラックのように傾けることが可能なので積んだゴミや土などを排出することもできます。
コンテナを簡単に連結したり、取り外したりすることができるトラックなので、様々な用途のコンテナを準備すれば、1台で何役もこなすことができ、とても万能なトラックです。
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■アームロールの特徴
アームロールは、シャシの上にコンテナを着脱させるための装置であるアームを装備したトラックのことで、正式名称は脱着ボディシステム車と言われています。
アームの先端にあるフックをコンテナについているフックに引っ掛けて引っ張り上げ、コンテナを車体にロックさせてば走行可能にします。
重量の軽いコンテナであればフックのみの操作で行われますが、重さのあるコンテナの場合は、リアジャッキを使って安全に作業し事故を防止します。ダンプトラックのように傾けることが可能なので、積荷の排出は効率よく行えます。
コンテナを降ろす場合もアームを使って降ろすのですが、車体後部についているローラーを使って地面に降ろします。
アームロールは主に、産業業界にて活躍してます。
物流倉庫・工場・建築現場などではコンテナのみを置いておいて、満タンになるとアームロールが取りに来て、空になったコンテナと交換をするという使い方をされるのが多いです。
■アームロールとフックロールの違いとは
シャシに自力でコンテナを載せることができる車輌をアームロールと呼んでいますが正式名称は「脱着ボディーシステム」といいます。アームロールと合わせて、フックロールやマルチリフトと聞いたことがあると思いますが、これもアームロールと同じく「脱着ボディーシステム」という名称です。では、何が違うのか説明していきます。
★アームロールとは?
アームロールとは、新明和工業株式会社が製造している「脱着ボディーシステム」の名称です。トラック業界では、新明和で販売しているアームロールが有名なため、どのメーカーの脱着ボディーシステムも、アームロールと呼ぶことが多くなっています。
新明和工業株式会社の脱着ボディーシステムはアームロールの他にも、「ロールオン」「マルチローダー」「水平脱着車」などがあります。
★フックロールとは?
極東開発株式会社が製造している「脱着ボディーシステム」のことです。呼び方は違いますが、アームロールとフックロール、、、機能に大差はありません!!!!
他メーカーだと、イワフジ工業が「ロールリフト」、ヒアブが「マルチリフト」など様々な呼び名があります。
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■アームロールの操作方法
アームロールのコンテナ脱着について下記にまとめてみました!アームロールを操作する際は、周りに人やぶつかってしまう物がないかを確認してから行いましょう。
①PTOを入れる
まずはクラッチを切った状態で、PTOスイッチを入れてください。スイッチを入れたら、クラッチから足をゆっくり離していきます。
②チルトを傾ける
車の外に出て、リモコンを使ってチルト目一杯傾けてください。
③コンテナを引っ掛ける
チルトが終わったら、ダンプの動作を行います。
その後、車輌をバックさせて、コンテナのフックにアームのフックを引っ掛けます。
④コンテナを引っ張って車輌に乗せる
コンテナのフックに、アームのフックが引っ掛かったら、リモコンにてアームを持ち上げます。
コンテナがシャシの上に乗って、車体に収まったら、チルトに戻します。
アームロールの操作手順を説明させていただきました!
このように意識しながら操作を行えば、テクニックも向上していくかと思います!ぜひ、参考にしてみてください(*´▽`*)♪
■意外と難しい?アームロール操作のコツってあるの?
コンテナのローラーが地面についている状態で、アームロールをバックさせる時はトレーラーと同じように逆ハンドルになるので注意が必要になります。おおよそですが、4tアームロールが箱を降ろすと全長が2倍くらいになります。
何回もやってるうちに感覚が身についてきて、運転と同じようになれてくるとは思いますが、最初はトラックから降りて、コンテナを置く後方に障害物がないか確認したり、誘導者の立ってもらって誘導してもらったり、バックカメラを取り付けるなどして、慎重に運転するようにしましょう。また、地面が土や砂利の場合、めり込んでしまって、うまく転がらないのでその辺りも注意しましょう。
【アームロール操作のコツ】
- 慣れるためにとにかく練習
安全な広い場所で空いた時間などに練習しましょう! - 指さし確認を!
コンテナの脱着操作時などは、指差し確認をするようにしましょう。特に、コンテナのフックがアームのフックから外れていないか注意しながら引き上げてください。 - 安全な場所で
慣れていない運転・操作をするわけですから、十分に安全だと思われる広さの場所でコンテナの脱着・バックの運転練習などをしましょう。また、コンテナ引き上げ時に天井に当たらない高さも必要なので注意しましょう。
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