- 投稿日:2024年07月20日 8時05分
粉粒体運搬車は「バルク車」と呼ばれる場合もあります。バラセメントを運んだり、飼料を運んだり、食料品を運んだりするトラックです!そんな粉粒体運搬車の種類や仕組みなどを紹介しています!!
■粉粒体運搬車とはどんな車?
粉粒体運搬車とは、粉状のものや細かい粒状のものを運ぶトラックです。主に、プラスチックの素になる化学素材の粒(ペレット)や、砂糖や小麦粉などの食品原料など、色々な種類の粉や粒を運ぶことが出来ます。
タンクの上にある蓋をあけて、粉粒体を中に積み込んでいきます。降ろすときは、圧縮した空気をタンク内に送り込み、粉粒体と空気が勢いよく混ざり、ホースを通って外に排出します。
■積み込みと排出の仕組み
①まずは、タンクの上部にある蓋を開けて、そこから粉や粒を積み込みます。
②次にキャンバンスの下部より空気を入れて、粉・粒と空気を混合させ、より排出しやすくします。ちなみにこの時、タンク内の圧力も上がります
③バブルを開くと、タンク内に積んでいた粉・粒は空気とともに圧送されます。
■種類
★エアスライド式
タンクの底部にあるエアスライドキャンバスというものの布目から、吹き出すエアーと粉粒体を混合させ、タンクの中央部にある排出口へ集めます。流動性が良いセメント・フライアッシュなどの粉粒体の排出に適している排出方法です。
この種類の場合は、タンクの構造が一室傾胴型が多くなっていて、この場合は排出バブルの操作が一か所になります。
★ダンプ併用式
主に、小麦粉やグラニュー糖などの食品系の粉粒体を運ぶ際に使用されます。
ダンプ車の様に荷台のタンクを傾けることによって、タンク内の粉粒体を排出します。ダンプの操作が必要になりますが、タンクに残さず排出することができるのと、構造がとてもシンプルになっているので、作業が簡単に行うことが出来ます。
★セミトレーラー
荷台部分がトレーラーなので、超距離・大量輸送に大変便利です。ですが、運転するためには牽引免許が必要になります。
★飼料運搬車
養鶏・養豚に必要な飼料を運搬するために作られました。飼料運搬車と呼ぶくらいですから、飼料を運ぶ専用の仕様になっていることが多いです。排出方法は、サイロ上部の投入口までスクリューコンベアで運びあげます。
★エアレーションブロー式
エアレーションブロー方式で、化学薬品・セメント・石灰などの粉粒体を長距離・高所へ排出でき、汎用性が高いエアー車の代表です!このトラックは特に粗粒子排出に威力を発揮することが出来ます。
■必要な資格
基本的には、そのトラックの大きさに必要な運転免許の取得が必要になります。また、その他に必要な免許は荷台に積むものによって変わってきます。
例えば・・・プロパンガスの運搬!整備・点検・販売を行うには「保安業務員」「液化石油ガス整備士」が必要です。そして、それを配送する場合は「高圧ガス移動監視者(液化石油ガス)」が必要になってきます。
こういったように、積載物によっては、運転するのに必要な資格もあるので、事前に調べてから行動していきましょう!
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