- 投稿日:2024年08月20日 13時34分
この記事では「三菱ふそうトラック・バス」について書いています。トラック業界では、「三菱ふそう」や「ふそう」と呼ばれて親しまれていますが、どうやってこの名前になったのか。なかなか知る機会はないですよね。ここでは、三菱ふそうトラックの特徴などを紹介しています!ぜひ読んでいって下さい~♪
■三菱ふそうとは??
三菱ふそうの正式社名は「三菱ふそうトラック・バス株式会社」ですが、業界内では「三菱ふそう」や「ふそう」と省略して呼んでいます。
ふそうの名を持つ扶桑花は、ハイビスカスの事を言います。このハイビスカスの花言葉には「常に新しい美」といった意味があり、常に先進であることで輸送を支えてきた「三菱ふそう」らしい名前で、最新技術を使った新しい車両を作り続けるメーカーとして人気を集めています。
もともと三菱自動車工業株式会社だったのですが、2003年に独立しました。
2019年時点での国内シェア率は3位ですが、メルセデス・ベンツを中心としているダイムラー社(ドイツの自動車メーカー)の連結子会社でもあり、アジア圏を中心とした海外の市場ではトップクラスとなっています。
■特徴
三菱ふそうが製造する車両がこだわっているのはエンジンです。新エコカー減税に対応した環境性能と、省エネ構造でありながらパワフル!というところも魅力です。安定して走行できる感覚を実感でき、長距離でも気にならない「駆動力」が三菱ふそうで作るエンジンにはあります。
また、居室空間を広げ、標準シートでも座りやすく快適に過ごせることに人気があり、走行時間の長いドライバーの運転をアシストしてくれます!
■多種多様な機能付き?
三菱ふそうには、他のメーカーにはない独自の機能が搭載されたものがあるので紹介していきます。
★DUONIC(デュオニック)
まずこれは、変速のクラッチ切り替えをスムーズにし、加速を滑らかにすることが出来る機能です。
★エコモード
荷物を運ぶ量が少なかったり、そもそも荷物が無かったりする場合の渋滞時に使います。ボタンひとつで省エネにすることができ、燃費の向上や地球への環境負荷を軽減することができます。
★INOMAT-ⅠⅠ
6速変速ATに搭載されています。
この機能があることによって、運転のうまい下手関係なく、常に省エネで運転することができます。
★X-Pulse
燃料の噴射を最適に調整し、排ガスの排出を減らすことができます。
■小型トラック:キャンター
キャンター(CANTER)は小型でありながら、速度が遅くても力強い走りをする事が出来ます。トラックでは重要になってくる積載も多く取れて、標準的な小型車のサイズながらボディーの長さも選ぶことができます。
また、ダイムラー社の車両に共通するAMT式のDUONIC2.0を採用しています。トラックでは世界初のMTの低燃費性と、ATのイージードライブを伏せ持ち、2つのクラッチを瞬時に切り替えることで動力を伝える効率を高め、燃費性能と乗用車のようなスムーズな感覚の走りを実現できます。
安全性の面も力を入れており、衝突被害軽減ブレーキ機能(アクティブ・ミティゲーション・ブレーキ・プラス(AMB[B]plus))を搭載しました。
■中型トラック:ファイター
ファイター(FIGHTER)は歴史が長く、三菱自動車工業時代から数えると約60年ほど前から製造されています。中型4tクラスでは、新車の登録台数が多いと言われています。エンジンは2タイプあり、4気筒エンジンと6気筒エンジンが用意されています。
もちろんファイターも安全性能が搭載されていて、車両逸脱警報(アテンション・アシスト(AA))は中距離~長距離ドライバーがふらつき運転をした際に警告をし、安全に運転できるようアシストします。また、衝突被害軽減ブレーキ(アクティブ・ミティゲーション・ブレーキ・プラス(AMB[R]plus)は、万が一、衝突してしまった時に被害が最小限で済むように警告音とブレーキでアシストをしてくれます。
■大型トラック:スーパーグレート
スーパーグレート(SUPER GREAT)は、エンジンが2種類用意されていて、1つ目が「6R20(排気量10.7L)、2つ目が「6S10(排気量7.7L)」で使用者の走りに合わせて選択することができます。走破性にストレスを感じさせないのは、エンジンの性能を最大限に発揮できる2ステージターボを使用しているからです。
≪6R20 最大出力≫
4種類:360ps、394ps、428ps、460ps
≪6S10 最大出力≫
2種類:354ps、380ps
≪最大トルク≫
360ps、394ps ・・・ 203.9kgm
428ps ・・・ 214.1kgm
462ps ・・・ 224.3kgm
高速道路の走行が多い、または常に積載が多いなら迷わず「6R20」がおすすめですよ(*^^*)
また、中距離や積載はいつも目いっぱいって感じじゃないなら、「6S10」のが燃費良く走行できると思います♪
スーパーグレートは、従来よりも乗用車に近い運転ができることが噂になっています!!ベテランドライバーの方はもちろん、これから大型の運転を始めるドライバーさんにも優しいトラックになりそうですね♡
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