- 投稿日:2024年09月05日 10時13分
ヨシノ自動車では、VOLVOTRUCKの正規ディーラーをやっています!
こういう機会でしか知ることができない、VOLVOTRUCKの歴史や魅力についていくつか書いていこうと思っています!
■VOLVO TRUCKとは
比較的リーズナブルな家具を販売しているIKEAで有名になったスウェーデン。ボルボは、そんなIKEAと同じ国で生まれています。
2016年時点で、世界で2番目となる大型トラックの製造業者です。
ボルボグループは2012年1月1日に再編成されていて、この再編成プロセスの一環として、ボルボは独立した企業では無くなり、ボルボのほか、ルノートラックス・マックトラックス・UDトラックスと共にボルボ・トラックスに統合されています!
1928年に初めて、生産ラインからトラックが出荷されていて、2016年には世界中で52,000名を超える従業員が雇用されています。スウェーデンの港湾都市ヨーテボリに本社があり、地元資本と提携しながら8つの組立工場と9つの製造工場を保有しており、年間190,000台の生産と販売を行っています。
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■VOLVO TRUCKの歴史
★1920年代
【シリーズ1の成功】
ボルボが創業したのは1926年後半のことでした。1927年4月に開始された自動車生産に対し準備を行っています。また、スウェーデンでは、自国製の自動車に対する需要が少ないことが判明しています。1926年12月、現在は中型トラックとなっている「シリーズ1」の設計が始まっていて、1928年2月に完成車第一号がスウェーデンのヨーテボリ工場から出荷されています。またこの時、乗用車の生産も開始されており、トラックと同じ組立ラインにて生産が行われました。
ボルボ製の需要が少ないはずが、シリーズ1型が発売されると、すぐに完売し商業的成功を収めています。当初の計画では、500基に4気筒エンジンを搭載したシリーズ1型を生産し、その後、それよりも強力な6気筒エンジを搭載したトラックを投入する予定でした。ですが、初期生産分だった4気筒エンジンのトラック500台が即完売したことにより、2年後に第二弾である「シリーズ2」が計画され、500台の製造が開始されました。
シリーズ1型は、エンジンは軽快だったそうですが、出力が28馬力と小さく、4気筒のガソリンエンジンが採用されました。メーカーが定めた、最大積載量は1,500kg(車輌総重量の半分)に制限されていたが、基本設計がとても丈夫だったため、最大積載量の2倍である3tまで荷が積み込まれた状態で使用されました。制限速度は40Km/h~50Km/hに制限しており、3速式のギアボックスが搭載されていました。
シリーズ1型の製造は、ボルボにとって初めての試みでした。市場調査の結果もあり、控えめな計画で開始されたのですが、頑丈でシンプルなデザインが、当初の期待をとても大きく超えて成功しました。
この時代、多くのトラック製造メーカーは基礎となるシャーシやキャビンも含めた開発と製造を行っているが、ボルボは独自設計したエンジンとギアのみを出荷し、トラックの基礎となるシャーシとキャブは、ボルボ以外の車体メーカーであるオートヴィーダベリに発注し、納品前に自社工場でトラックの組み立てをしていました。
また、このタイプのほとんどが、キャブなしで納品されていました。理由は、顧客のほとんどが、地元のキャブメーカーに顧客独自の仕様のキャブを発注し、これを搭載していたからです。
次回、【シリーズ2】について書いていきたいと思います(*^^*)♪