- 投稿日:2024年08月23日 9時30分
こんにちは(*^^*)
今回はトラックの低床と高床についてお話させていただきます。
トラックの低床・高床の違いは、地上からの高さが低いか、高いかというので分けられています。
具体的にどの種類のトラックが低床なのか、高床なのか?どうやって見分ければいいのか?疑問がたくさんあると思うので、こちらの記事で解消していきましょう!
Contents
■低床トラックとは?
低床と呼ばれているトラックは、地上から荷台までの高さが低いトラックのことを指しています。前後ともに小さいサイズのタイヤを使用しているため荷台が低くなります。
★低床トラックの特徴
荷台の高さには低床・全低床・高床の3種類があり、その中で一番荷台の高さが低いのが低床です。
荷物の積み下ろし作業の負担軽減だったり、荷台へ乗り降りしやすいのが低床トラックです!
手作業での荷上げ、荷下ろしは肉体的負担が大きいですが、低床トラックなら、低い位置で行えるのでドライバーの負担が軽減されることがメリットです!
逆にデメリットですが、荷台の高さを低くするために後輪タイヤを小さくしているので、走行中の道路の振動をうまく吸収することが出来ず、ドライバーにダイレクトに振動が伝わることで疲労に繋がったり、積んでいる荷物に大きなダメージを与えてしまう可能性があります。
また後輪タイヤは小さく、回転する回数が多いので、摩耗が早いことや、前後のタイヤの口径が違うため、スペアタイヤを2つ用意しなければいけないこともデメリットになります。
■全低床トラックとは?
前輪と後輪のタイヤともに、小さなサイズを使用し、トラックの車高全体が低くなっているのが全低床トラックです。地上から荷台までの高さは、低床より高く、高床より低く、中間の高さに位置します。
★全低床トラックの特徴
低床トラックよりは荷台が高くなりますが、荷物の積み降ろし作業はスムーズにでき、タイヤが小さいため席への乗り降りもスムーズで、ドライバーへの負担は大きくはありません。
後輪タイヤが低床トラックよりも大きいので、道路からの振動をタイヤが吸収してくれて、積んでいる荷物へのダメージが少ないです。また、スペアタイヤの用意が1本でよかったり、タイヤの摩耗が少ないことから、経済的なのもメリットになります!
デメリットですが、、、、低床に比べると荷台の位置が高くなるので、作業する際にドライバーに負担がかかったり(あくまで低床と比べると)、高床と比べると道路からの振動の吸収が少ないといった点ですかね!
■高床トラックとは
高床トラックと呼ばれているトラックは、地上から荷台までの高さが高いトラックのことを指しています。前後ともに大きなサイズのタイヤを使用しているので、荷台が高くなっています。そのため、手作業で荷物の積み降ろしをするのは向いていないので、クレーンやフォークリフトを使って荷物の積み降ろしをする現場で重宝されています!
★高床トラックの特徴
高床トラックは、大口径のタイヤが走行時、道路からの振動の大部分を吸収してくれます。そのため、ドライバーへの運転疲労が少ないので長距離運送に向いています。また振動で荷物がダメージを受けるリスクが少ないことがメリットになります。
大口径のタイヤのため、低床トラックと同じ距離を走っても口径が小さい低床トラックと比べると回転する回数をおさえることができるので、タイヤの摩耗が少ないことや、前後のタイヤ口径が同じサイズなため、スペアタイヤが1本で済むこともメリットと言えます。
デメリットですが、高床トラックは荷台が高いため、手作業での荷物の積み降ろしやドライバーの乗り降りでの肉体的負担が大きいことです。また、荷物の運び先が低床用にプラットホームを合わせていると、高さが合わないため、作業のしずらさがデメリットになります。
■低床トラックと高床トラックの使い分けについて
低床・全低床・高床のトラックが、それぞれどんな特徴を持ったトラックなのか、理解していただけたと思います。
次に、どの高さのトラックが、どういった作業内容の現場に適しているのか、解説していきたいと思います!
★低床トラックの使用用途
先ほどもお話したように、低床トラックのメリットはなんといっても荷台が低いため、作業がしやすい!といったところでしょうか。荷物の積み降ろしがスムーズにできます。
ですが、高床トラックに比べて乗り心地はあまりよくないので、長距離を移動するよりも、短距離で荷物の積み降ろしの頻度が高い作業現場に向いています!例を挙げると、宅急便ですかね!あとは、工務店なども資材や砂利、シャベル等を手作業で積むので、低床トラックを選ぶ傾向があります。
★全低床トラックの使用用途
全低床トラックは、低床トラックと高床トラックの中間に位置しています。中距離運送に向いているのと、荷物の積み降ろし作業を[手作業]と[クレーン&フォークリフト]の両方できるので、引っ越し作業で活躍します。
★高床トラックの使用用途
高床トラックは、タイヤの口径が大きいので、乗り心地がよく、積んでいる荷物への負担も少ないです。そのため運搬に向いていそうですが、荷台が高いので荷物の積み降ろしが大変になるので、荷物の積み降ろし頻度が少ない、長距離移動の運搬が向いています。
荷台が高くて、手作業での荷物の積み降ろしは大変なので、クレーンやフォークリフトを使用できる現場だとばっちりですね!!
~ ~ ~ まとめ ~ ~ ~
低床・全低床・高床を見分けるのは、地上からの高さやタイヤ口径だけでは難しいです。確実に見分けたい場合は必ず、メーカーに車両の形式を伝えて、確認してもらうのが確実な方法です。
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