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ボルボ トラック

リフトアクスルについて

トラックの「リフトアクスル」とは、タイヤを自動で浮かすことのできる機能のことです。リフトアクスルが装備されている大型トレーラーは必要に応じて、後輪タイヤを浮かせたり接地させることができます。こちらの記事では、リフトアクスルの機能や目的、メリットについて解説しています!

 


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リフトアクスルについて


トラックの「リフトアクスル」とは、タイヤを自動で浮かすことのできる機能のことです。リフトアクスルが装備されている大型トレーラーは必要に応じて、後輪タイヤを浮かせたり接地させることができます。

 

 

機能と目的について


  1. 荷重分散: 重い荷物を運ぶとき、リフトアクスルを下げることで重量を追加の車軸に分散し、他の車軸にかかる負担を軽減します。これにより、車両の安定性が向上し、タイヤや道路へのダメージを減らすことができます。
  2. 燃費の向上: 荷物が少ない場合や空荷の場合、リフトアクスルを持ち上げることで、タイヤの接地面が少なくなり、摩擦が減少し、燃費が向上します。
  3. タイヤの摩耗軽減: 使用しないときにアクスルをリフトすることで、タイヤの摩耗を防ぐことができます。これはタイヤの寿命を延ばすための重要な機能です。
  4. 道路規制対応: 特定の道路や国によっては、トラックの重量配分に関する規制が存在します。リフトアクスルを使うことで、規制に適合した形で走行することが可能です。

リフトアクスルは、大型トラックやトレーラーで特に一般的に使用され、効率的な運行をサポートするための重要な機能となっています。

 

 

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メリットについて


トラックにリフトアクスルを装備することのメリットはいくつかありますので紹介しています!

1. 燃費の向上

  • 荷物が少ない場合や空車で走行する際にリフトアクスルを持ち上げることで、タイヤと路面の接触が減少し、走行抵抗が小さくなります。その結果、燃費が向上し、運行コストの削減につながります。

2. タイヤの摩耗軽減

  • アクスルを使用しない場合に持ち上げることで、タイヤの摩耗を防止でき、タイヤの寿命が延びます。これはタイヤ交換の頻度を減らすことで、メンテナンスコストを低減する効果があります。

3. 荷重分散による車両安定性向上

  • 荷物が多いときにリフトアクスルを下げることで、重量を複数の車軸に分散させることができます。これにより、トラックの安定性が向上し、車両の横転や振動などを防ぐ効果があります。

4. 法規制への適合

  • 一部の国や地域では、車軸ごとの重量制限が設定されている場合があります。リフトアクスルを使用することで、これらの規制を満たし、罰則や罰金を回避することができます。

5. 路面への負担軽減

  • 荷重を分散させることで、道路や橋への負担が軽減され、道路の損傷を抑える効果があります。これは公共インフラの保護にもつながります。

6. 運転の柔軟性向上

  • リフトアクスルは状況に応じて上下させることができるため、トラック運転手が荷物の量や道路状況に応じて、最適な走行状態を選択することができます。特に狭い道や曲がりくねった道路での操作性が向上します。

これらのメリットにより、リフトアクスルは特に長距離輸送や頻繁に荷物の量が変わる運送業で有効な装備とされています。

 

 

リフトアクスル搭載の見分け方


リフトアクスルを装備しているトラックを見分けるためには、以下のポイントに注目すると良いです。

1. 車軸の位置

  • 通常、リフトアクスルはトラックの後部またはトレーラーの中央付近に追加で設置されています。他の車軸と同じようにタイヤが付いていますが、通常より少し離れた位置にあることが多いです。
  • リフトアクスルを上げた状態の場合、タイヤが地面に接触しておらず、他の車軸よりも高い位置にあります。これが一つの見分けポイントです。

2. タイヤの浮いている状態

  • **リフトされた状態(持ち上げられている状態)**の場合、追加の車軸のタイヤが地面に接していません。この場合、車軸が目視で確認でき、他の車軸とは異なる動きをしているように見えます。
  • 荷物が少ないときや空荷の場合、運転手はアクスルを上げることが多いため、後輪の一部が浮いている状態なら、それがリフトアクスルです。

3. エアサスペンション

  • リフトアクスルには通常、エアサスペンションが装備されており、この仕組みで車軸を上下させます。車軸周辺にエアバッグやサスペンションのパーツが見える場合は、リフトアクスルの可能性があります。

4. 操作パネル(車内)

  • トラックの運転席内には、リフトアクスルを操作するためのスイッチやパネルがあることが多いです。これは外からは見えませんが、運転手が手動でアクスルを上下することができるシステムです。

5. 車両の用途や規模

  • リフトアクスルは通常、大型トラックやトレーラーに装備されており、特に長距離輸送や重量物の運搬を行う車両で見られます。中型や小型のトラックではあまり見かけません。

6. タイヤの数

  • 通常のトラックやトレーラーは、1〜2つの車軸にタイヤがついていますが、リフトアクスルがあると、後部に追加のタイヤが存在します。特にトレーラーでは、車軸の数が多い場合があり、これがリフトアクスルである可能性が高いです。

リフトアクスルの上げ下げは、トラックが停車しているときや荷物の状況に応じて変化するため、走行時や停車時にそれを観察すると見分けやすいでしょう。

 

 


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