- 投稿日:2024年08月31日 12時27分
大型トレーラーを動かしたいときはトラクタが必要で、単体で動かすことができません。特殊車両に分類されているので、車検がおりてナンバープレートがついていても、国土交通省が発行している許可証がなければ道路の走行はできません。その許可を取得するには、〇〇道路を使ってどうやって目的地に行くのか申請して許可を取得する必要があります。少し複雑な部分もあるのでここで紹介していこうと思います!!
Contents
■トレーラーってなに?
トレーラーを辞書で調べると「動力を備えた車にひっぱられて進む車」とあります。とても分かりやすい!笑
ここでいう動力を備えた車とはトラクタヘッドのことで、トラクタヘッドに連結させてトレーラーをひっぱり、荷物を運びます。逆に言うと、トラクタがないとトレーラーだけでは動くことができません!なので、トレーラーで運搬したい場合は必ずトラクタとトレーラーはセットで必要となっています。
下記にて説明しますが、トレーラーと言っても様々な種類があります。重機を載せて運ぶ重機トレーラーや、たくさんの荷物をつめて運べるウイングトレーラーなど、使い用途によって選ぶことができます!
■フルトレーラー
フルトレーラーとは荷重の大半がトレーラー自身にかかる構造のトレーラです。言い換えると、トラクタと切り離してもそのままの状態で安定しているトレーラーです。トラックの後ろにさらにトラックの荷台だけがくっついているイメージです。箱が2つあることでたくさんの荷物を1度で運ぶことができます。連結した時の全長は21メートルまでと法律で決まっています。平成31年1月より主たる経路が新東名区間に限ることや、車両、ドライバーさんの要件がありますが、全長25メートルまでOKと緩和されました。セミトレーラーよりも全長が長くなる+荷箱が2つになることによって運転が難しくなっているので、運転技術が高いベテランドライバーが運転していることが多いです。
■セミトレーラー
一般的なトラクタとトレーラーのセットです。よく街中で見るのは、セミトレーラーだと思います♪連結した時の全長は18メートルが最大ですが、16.5メートルほどの車輌が多いです。トレーラーの前方にはタイヤがないのでトレーラーのみでの走行はできません。
バン型等セミトレーラーの種類(特例8車種)
■平(あおり付)
平ボディーの荷台と同じような形をしています。貨物自動車として使われています!
※平成27年5月より、ダンプトレーラーは全て「あおり型」に分類されることになりました。
■スタンション型
このトレーラーはフラットトレーラーと呼ばれたり、まな板トレーラーと言われたりします。平坦でまったいらな荷台部にスタンションを設置して、原木や鋼材やコンクリート製品などを運びます。スタンションは、車輌の最大積載量や重心の高さによって和や高さは変わってきます。
■船底型(Vカット)
ヨシノ自動車では、「Vカット仕様」と呼んでいます!!どんな仕様かというと、見た目はフラットトレーラーと変わりませんが、荷台の中心部分が円筒状の荷物を安定させるためにくぼんでいて、落下防止を防いでいます。写真を見ていただくと、そのくぼみがわかりやすいと思います。
■バン型
箱型タイプのトレーラーです。ドライバンの様に後部や側面にドアがあるもの、ウイング車の様に側面が大きく開くようになっているものがあります。また、冷凍車の様に冷凍機が付いているものあります。
※写真はウイングトレーラーです!( `ー´)ノ
■コンテナ用
海上コンテナを運搬するために作られたトレーラーです!専用クレーンを使って、シャーシに長方形の箱型のコンテナを載せます。シャーシフレームの四隅にツイストロック装置が装備されていていて、それを使って固定します。サイズは20フィートコンテナ専用の短いタイプ、40フィートコンテナ専用の長いタイプがあります。40フィートのコンテナには20フィートを載せることができるものもあります。
■タンク型
2種類のタイプに分かれていて、1つが液体燃料を運搬できるタイプ、2つ目が粉粒体運搬車に使用されるバルク車タイプがあります。
■自動車運搬用
乗用車を運搬するためにあるトレーラーです!道路法により、自動車運搬用のトレーラーは全長19メートルまでと定められており、積載台数は6台までと決められています。(構造改造特別区域を申請した都道府県は例外の場合があります)
■幌枠型
平ボディータイプのトレーラーに骨組み付の幌を被せた幌枠型!もちろん、屋根がつくので荷物が雨や風から守ることができます。アコーディオンの様に伸縮することで、荷物を載せるときにクレーンを使うことができ、とても便利です。
トレーラーについてまだまだ書き足りないのですが、次回にとっておくことにします(*´▽`*)笑
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