- 投稿日:2024年07月21日 13時25分
リーフサスは、下記の画像のように、アーチ状になっている頑丈な鋼板製の板バネを重ね、板バネが湾曲することで道路からの衝撃を吸収するシンプルなつくりのサスペンションです。
リーフ式サスペンションですが、通称リーフサスと呼ばれています。
自動車が製造される前から馬車などに使われていた、昔からあるサスペンションに改良していったもので、構造は原始的ですが実用的で、製造する時のコストやメンテナンスコストが安くあがることから、現在でも多くのトラックに採用されています。
リーフサスのメリットですが、エアサスに比べて製造コストやメンテナンスコストが抑えられることと、とても頑丈に鋼素材の板バネを重ねて作られているので、荷台に積んである荷物の重さに耐えられることです。荷物が重くなればなるほど、板バネの能力を発揮できるので、積載量の多いトラックの荷台を支えるには適しているサスペンションです。
デメリットは構造的に鋼素材の板バネがむき出しになっているため錆びやすく、道路からの衝撃は板バネが変形しながら吸収するため、金属疲労を起こし板バネが折れたりすることがあります。
また、荷物の重さが少ないと、下からの突き上げに対する衝撃の吸収力が弱まる傾向があるため、乗り心地が固くなるデメリットもあります。
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