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[トレーラーについて②] 海上コンテナ(海コン)について解説しています!

こちらの記事では、トレーラーについて解説しています。特に海コンシャーシの「20フィート」「40フィート」について詳しく書いていますよ!!

 

 

■トレーラーってなに?


トレーラーを辞書で調べると「動力を備えた車にひっぱられて進む車」とあります。とても分かりやすい!笑
ここでいう動力を備えた車とはトラクタヘッドのことで、トラクタヘッドに連結させてトレーラーをひっぱり、荷物を運びます。逆に言うと、トラクタがないとトレーラーだけでは動くことができません!なので、トレーラーで運搬したい場合は必ずトラクタとトレーラーはセットで必要となっています。
下記にて説明しますが、トレーラーと言っても様々な種類があります。重機を載せて運ぶ重機トレーラーや、たくさんの荷物をつめて運べるウイングトレーラーなど、使い用途によって選ぶことができます!

 

 

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■フルトレーラー


フルトレーラーとは荷重の大半がトレーラー自身にかかる構造のトレーラです。言い換えると、トラクタと切り離してもそのままの状態で安定しているトレーラーです。トラックの後ろにさらにトラックの荷台だけがくっついているイメージです。箱が2つあることでたくさんの荷物を1度で運ぶことができます。連結した時の全長は21メートルまでと法律で決まっています。平成31年1月より主たる経路が新東名区間に限ることや、車両、ドライバーさんの要件がありますが、全長25メートルまでOKと緩和されました。セミトレーラーよりも全長が長くなる+荷箱が2つになることによって運転が難しくなっているので、運転技術が高いベテランドライバーが運転していることが多いです。

 

 

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■セミトレーラー


一般的なトラクタとトレーラーのセットです。よく街中で見るのは、セミトレーラーだと思います♪連結した時の全長は18メートルが最大ですが、16.5メートルほどの車輌が多いです。トレーラーの前方にはタイヤがないのでトレーラーのみでの走行はできません。

 

 

■特殊なトレーラーの種類・用途


構造が特殊な造りになっているため、一般的制限値のいずれかを超える特殊な車輌です。特例5車種(バン型、コンテナ用、タンク型、自動車運搬用、幌枠型)と、追加3車種(あおり型、スタンション型、船底型)の8車種を合わせて、「バン型等セミトレーラー」(特例8車種)と言います。このように、トレーラーには使い用途によって様々な種類があります。1つずつ画像を入れて紹介していきたいと思います(´艸`*)♪

 

 

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■20フィート海上コンテナについて


よく、「20フィートコンテナ」とか「40フィートコンテナ」と耳にしませんか?この2種類のコンテナは、箱の大きさがISO(国際標準化機構)規格にて決まっているものなのです。正式には「20フィート海上コンテナ」と呼んでおり、どこのメーカーがコンテナを作ったとしても、20フィートと言ったら必ず同じ大きさのコンテナになっています。内寸は最小内寸が決められており、ものによって内寸には多少ばらつきがあります。
輸送作業の効率をあげるために、このように箱の大きさを決めたそうです!

 

 

 

★ハイキューブ海上コンテナについて(20フィート)

このコンテナは通常の20フィートコンテナの高さよりも1フィート(約30cm)高いタイプです。20フィートのハイキューブコンテナはISO規格(国際標準化機構)に含まれませんが、40フィートコンテナのハイキューブはISO規格(国際標準化機構)に含まれます。

 

 

★JRコンテナについて(20フィート)

国際的に標準化されているISO規格の海上コンテナと、日本国内で流通している20フィートのJRコンテナはサイズが違います。以下は20フィートJRコンテナ(形式30D)の参考サイズです!

 

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H17 フルハーフ 海コン 2軸★海コンシャーシ・20フィート・第五輪荷重5,890kg以上

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  東邦 海コン 未登録未使用車★3軸・海コンシャーシ・20フィート・第五輪荷重5,950kg以上

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H20 花見台 中落ち 重機トレ 16輪重トレ★巾299・中落ち6.5m・エアサス・第五輪荷重13,190kg以上

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★コンテナの重量(20フィート)

メーカーや、オプション、装備によって違いはありますが、おおよそ2,200Kg~2,400Kgくらいです。
以前の最大積載量は17,950Kg~24,000Kgとなっていましたが、ISO規格(国際標準化機構)では2018年の時点で、最大積載量が30,480Kgとなってます。ここでいう最大積載量は、最大総重量から自重をひいたもののことです。

 

 

★コンテナ内部の広さ(20フィート)

内部の広さですが重量と同じで、メーカー、オプション、装備によって違いがあります。運搬以外の使用用途で倉庫や物置として使用する場合は重さの制限よりも、内部の広さの方が気になるのではないでしょうか?数字で表すと、32.4㎥ですが分かりにくいと思うのでイラストを使って説明していきたいと思います。

※コンテナ内部のサイズはコンテナによって多少ばらつきがあるので、必ず計測してからの購入・使用をお願いします。

【畳で例えるとどれくらい?】
20フィートコンテナの平米数は(長さ:5.86m)×(幅:2.33m)で約13.7㎡です。1帖が約1.62㎡なので、20フィートコンテナは8.5帖くらいの広さになると思います。

 

 

 

★コンテナの移動はどうしてる?(20フィート)

20フィートコンテナを移動させたりする場合は中型の4tロングか、大型車が必要です。設置する場所がトラックの真横なら、クレーンが付いているトラックのみで設置が可能です。
20フィートコンテナの重さだけで2.5tほどあります。なのでトラックから離れた場所にクレーンを伸ばして無理やり設置しようとすると、あまりの重さにトラックごとバランスを崩してしまいます。もし、設置が場所がトラックの真横ではない場合は、ラフタークレーンやフォークリフトを用意する必要があります。                                                                                 

 

 

■40フィート海上コンテナについて


40フィートコンテナも箱の大きさがISO規格(国際標準化機構)にて決まっています。20フィートコンテナ同様、どこのメーカーがコンテナを作っていたとしても、40フィートコンテナはすべて同じ大きさいのコンテナとなっております。内寸は最小内寸が決まっていて、コンテナによってばらつき等はあります。40フィートコンテナがISO規格化されているのは、輸送作業の効率をあげるためです。

 

 

 

⇩ ⇩ ⇩ ノーマルと同じように、規格化されていない部分も見てください!

 

 

 

最大総重量は20フィートコンテナと同じです!ですが、40フィートコンテナの方が自重が重いため、最大積載量は40フィートコンテナの方が軽くなっています。

 

 

★ハイキューブ海上コンテナについて(40フィート)

20フィートコンテナのハイキューブはISO規格(国際標準化機構)にありませんが、40フィートコンテナのハイキューブは正式にISO規格化されています。長さ、幅はノーマルタイプのコンテナと同じですが、高さだけが1フィート(約30cm)高くなっています。最大総重量もノーマルタイプのコンテナと同じです。

 

 

⇩⇩⇩ノーマルと同じように、規格化されていない部分も見てください!

 

 

※最大積載量はノーマルタイプよりも軽くなります。

 

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★コンテナの内部の広さ(40フィート)

こちらも、メーカーによってばらつきがあります。ISO規格で決められている最小内寸を参考に計算しています。
40フィートコンテナの内部内寸は(長さ:11.998m)×(幅:2.33m)で約20㎡です。1帖1.62㎡とすると、約17帖あることになるので、とても広々したスペースがあることが分かります。

 

※イメージ画像

 

 

20フィートコンテナの長さの約2倍が40フィートコンテナなので、20フィートよりも長いものが入ります。単純に2倍長いものが入ってしまいます!!

 

 

★コンテナの移動はどうしてる?(40フィート)

4tトラックや10tトラックで運ぶことはできないので、必ずトレーラーが必要になります。そして、20フィートコンテナはトラックの真横に設置ならクレーンのみで大丈夫でしたが、40フィートコンテナの設置にはラフタークレーンが必要になってきます。コンテナを運ぶのがトレーラーなので、設置場所に横づけすることが難しく、40フィートコンテナはコンテナだけの重さで3.5tを超えるので、パワーのあるクレーンで吊って下ろさないとバランスを崩して倒れてしまいます。

 

 

 

 


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