- 投稿日:2024年07月10日 10時40分
クレーン付トラックは、工事現場や建設現場でよく見かけるトラックで、重いものを吊り上げて移動させる時などに使用されます。
クレーンのメーカーは、タダノと古河ユニックの2大メーカーを載せているトラックが多いです。クレーンによって吊り上げトン数が変わりますが、吊り上げトン数が3tを超えてしまうと製造の許可や検査報告など必要な書類や手続きが増えてしまうわりには、その許可が必要な案件が少ないことから、2.63t~2.93t吊のクレーンが多く造られています。
ヨシノ自動車の在庫にあるクレーン車もほとんどが2.63t~2.93t吊の仕様です。クレーンの段数もいくつかありますが、一番人気で使われているのは4段ブームのクレーンです。下記では、クレーンの事についてもう少し詳しく書いていこうと思います!
Contents
■クレーン付平ボディーとは?
通常使われている平ボディーの荷台前方をカットして、キャブと荷台の間にクレーンを搭載したトラックです。クレーンと呼ばれるには条件があって、1.荷物を人力以外の動力で吊り上げるもの、2.吊り上げた荷物を水平に移動させる装置(人力も含む)、3.吊り上げ荷重が0.5t以上のものが該当するものです。
荷物を吊り上げる作業さえ機械で行えば、水平移動は人の力を使って動かしてもクレーンに含まれます。人力では動かすことができないような重い荷物でも、リモコン操作で動かせます。
■クレーン操作に必要な免許は?
可動式クレーンを操作するには、吊り上げ荷重によって必要な資格が変わってきます。そして、クレーンに荷を掛け外しする玉掛け(たまかけ)作業はクレーンとは別に免許が必要となってきます。具体的に説明しますと、5t以上の物を吊り上げるには稼働式クレーン運転士免許書が必要、1t以上5t未満の物を吊り上げるには小型移動式クレーン運転技能講習終了、1t未満の荷物を吊り上げるには稼働式クレーンの運転業務特別教育終了です。
クレーン運転の免許は誰でも受験することが可能(※ただし18歳から免許交付)で、独学でも取ることができますが、確実に取得したい場合はクレーンの教習所や学校に通った方が良さそうです。教習所や学校に通う期間は10日程度で、メリットは実技試験が免除になるという点です!この実技試験は経験がないと合格するのは難しいそうですが、急いで免許を取得したい!という方は一発試験で受験してみるといいと思います。
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■クレーン付平ボディーの内寸について!
(※参考程度にどうぞ!)
◆小型(2t、3t)
標準ショート 約2,590×1,620×380mm
標準ロング 約3,700×1,800×380mm
ワイドロング 約3,700×2,080×380mm
ワイド超ロング 約4,410×2,080×380mm
◆中型(4t)
標準巾 約5,570×2,140×380mm
ワイド巾 約5,510×2,360×380mm
◆中型増トン(7t)
標準巾 約5,500×2,160×400mm
ワイド巾(6,200ベース) 約5,500×2,350×400mm
ワイド巾(7,200ベース) 約6,500×2,350×400mm
◆大型(10t)
約8,700×2,350×400mm
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■NEWタダノクレーン!!!!
※2019年5月現在
安全な作業をより高いレベルで実現するためにタダノは進化しました。その名も「Zest EX」!!新しくなった機能の一部を紹介させていただきます!
★過負荷防止装置(停止仕様)が標準装備に!
作業中のクレーンを「強度」と安全度の両面から監視する最新システムを導入。各部に設置されたセンサーがつねに作業状況を検出し、アウトリガの張り出し、クレーン作業状況、モーメントなどを数値で把握。万が一、作業が危険領域に達すると、自動停止または警報音によって安全な作業を促します。(※警報仕様はオプション)
★新7角形ブーム!
5角形から7角形へ生まれ変わりました。断面の画数をふやし高い剛性を誇っています。横タワミにも強くなり、性能も向上しました。
★新集中コントロールパネル
実荷重や空車時定格荷重のデジタル表示機能を内蔵!さらに限界警告灯やアウトリガ張出状態表示灯も搭載しています。
★大型デジタル・カラーラジコン
作業情報を常に手元で確認できます。2.7インチカラーの大画面で、そのうえ明るい場所でもくっきり見える反射型のため、晴天時の屋外においても高い視認性を確保します。
★荷振れ抑制機能
ブーム旋回起動時、または停止時の荷振れを抑制します。吊り荷動きと、クレーンの動きがシンクロするよう自動制御し、安定したクレーン作業を実現します。また抑制は強弱が選択できます。
■アウトリガー(角足)とは?
アウトリガーとは、クレーンで作業する際に車体を支えている部分で、角足とも呼ばれています。アウトリガーには足が角柱状のものと、円柱状のものの2種類があります。何が違うかというと、クレーン作業時のアウトリガーの張り出しに違いがあります。アウトリガーの張り出しが広ければ車輌がより安定し、安全に作業することができます。
■ラジコンについて
クレーンの操作は、本体についている操作レバーを使用するか、ラジコンからになります。(有線リモコンもあります)ラジコンがあれば、離れた場所からでも無線で操作できるのでとても便利なアイテムです。
近年、ラジコン付の車両が増えてきていますが、まれにラジコンなしの車両や、受信機もついてない車輌がありますので注意してください。万が一、後からラジコンの受信機を装着したり、ラジコンを購入したりすると、結構な費用がかかってしまいますよ!
■フックインについて
フックインとは、クレーンの先端に付いているフックを格納収納できる機能のことを言います。作業をする前、作業をした後にフックをワイヤーやロープで固定する手間をなくすために付きました。ボタンやレバーの操作でフックをブームの下に格納収納することにより、フックがぶらぶらとしなくなり、前方格納のクレーンの場合は視界がすっきりします。
■UNIC(ユニック)名前の由来
“UNIC”は、UNIVERSAL CRANE(=すべての人々にとってのクレーン)でありたいという願いと、力強いUNICORN(=その形が似ている伝説の一角獣)をイメージして作られた造語です。
この“ユニック”という愛称には、全世界の人々に広く親しまれるようにという願いが込められています。ユニックはクレーン付平ボディーを呼ぶときに多く使われており、タダノなどの他社同様の車両も「ユニック車」と呼ばれたりします。
全国約50%のシェアを実現しているためです。(ユニックの名前の由来について – 古河ユニック株式会社のHPより引用)
■ユニック車のレンタルをしたい!
今、お使いのトラックが故障してしまい、修理をしている間にどうしてもダンプが必要な仕事が入った!ということありませんか?
そんな緊急事態に!!ヨシノレンタカーでクレーン付平ボディーを借りちゃいましょう!お気軽にご相談下さい♪
【ヨシノレンタカー】
横浜鶴見営業所 045-505-5656
東京町田営業所 042-795-5556
★ レンタルの流れ ★
■クレーンの付いてるトラック
・クレーン付平ボディー
・クレーン付セーフティー
・クレーン付セルフ
・クレーン付ダンプ
・クレーン付コンテナ車 などなど
■クレーンメーカー紹介
・株式会社タダノ
・古河ユニック株式会社
・株式会社加藤製作所
・株式会社前田製作所
・株式会社小松製作所 などなど
【保険】
生命保険、損害保険は 川崎の株式会社ヨシノにおまかせください!
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【トラック整備】
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株式会社ヨシノ自動車
電話:044-333-5656
住所:神奈川県川崎市川崎区鋼管通4-1-6