- 投稿日:2020年11月19日 8時56分
【トラックの再販価格】
運送事業は予定通りにものを運ぶことで、収益をあげます。
運送事業者にとってトラックは設備投資で、
コストとして換算されます。
大体は古くなってくると新しいトラックに乗り換えるのですが、
入れ替えるタイミングによって、
コストが大きく変わります。
理由は再販価格が大きく違うからです。
使っているトラックが、今300万円で買い取られるのと、
1年後に200万円で買い取られるのと、
毎月の支払うリース料金が変わらなければ、どちらがお得ですか?
それは、まだわかりません。
トラックの種類や従事する仕事、稼ぐ料金など、
それぞれで事情が違うからです。
トラックの再販価格は大きく変化します。
そして、その再販価格の変化は運送コストに算入され、
事業会社の競争力となって現れていきます。
【人気があるトラック】
再販価格とは何でしょうか。
それは、トラックの運送料金や需要と供給によって決められます。
オークションに代表されるような市場価格になります。
つまり、相場商品となるのです。
相場商品は、人気のあるものが高値をつけます。
人気のあるトラックは、高く売れます。
高く売れる時に、新しいトラックと入れ替えることができれば、
運送コストは下がって、
儲けが出る仕組みを作ることができるというわけです。
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【過去データを使って】
人気のあるトラックの条件を
ヨシノ自動車の過去データをつかって見てみると、
トラックの劣化と大きく関わってくることがわかりました。
トラック自体は一旦購入すると、
使うごとにだんだん劣化していくのですが、
劣化具合は測ることはできません。
故障せずよく稼ぐことのできると予測できるトラックが、
人気が高い(=再販価格が高い)となるのです。
いつそのトラックが人気が高いのか。
再販価格が高い時期を予測して、入れ替え車両を用意する。
それができれば、
運送コストが大きく削減できるということになります。
それを知っているのは、トラック屋さんで、
そのデータを見せて、車両入替を考えましょうというのが、
ヨシノ自動車の試みです。
私たちトラック屋さんは将来の再販価格の予測ができます。
運送事業者の運送コスト削減の相談に乗るのは、
これからの重要な仕事になるかもしれません。