- 投稿日:2020年12月03日 9時23分
【リース料=トラック使用料】
「トラックは金融資産」というこのコラムでは、
トラックの購入費用は、
固定費(使用料)として見積もることを推奨しています。
そうすると、結果的にコスト削減になる場合が多いと考えています。
今までもリース会社がこの考え方を推奨していました。
トラックを購入するときに、リースを組むことによって、
所有権をリース会社がもち、
使用料を支払うことによって、
固定費として計上していくというものです。
大手の運送会社は、今では独自で固定費を算出しているようですが、
トラック使用料を固定費として考えるメリットは、
将来の資金計画をつくることができる、
目に見えない負債の管理、
投資金額の平準化、
など多岐にわたります。
大手運送会社は、その手法によって
安定的に運送事業で利益を出してきたとも言えます。
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【リース料=トラック購入費】
一方、中小運送会社は「リース料=トラック購入費」と
考えているところが多いようです。
この場合、
リース料金をトラックへの購入コストとして考えるため、
支払いが終わってからトラックを転売すれば、現金が残ります。
ある一定の現金が手に入るため、もうかったと感じられます。
一見、得したように感じられるものですが、
果たして本当なのでしょうか。
運送業を長く続けるのであれば、
手に入った現金はそのままトラック購入費用になります。
コスト的に見れば、結局、毎月安く支払うか、
余分に支払って最後に現金でもらうかの違いにしかなりません。
【トラック売買データからわかる、コスト削減】
なぜ私たちがこの「トラックは金融資産」を発信しているのかは、
トラック屋さんを上手に使うと、
運用コストを減らすことができそうだということが
わかってきたからです。
それは、
5年リースという期間をいじることによって、
現在のリース料金よりも低く
使用料が設定できそうだとわかってきたことにあります。
過去の再販データを見ると、
走行距離や経年、メーカーや型式・形状によって、
高く売れる傾向があるのがわかります。
もちろん、繁忙期、閑散期も関係があります。
そのデータを提供できれば、
毎月支払うトラック使用料を低く抑えることができないか。
つまり、固定費が削減できないか。
このコラムは、そんなチャレンジなのです。