- 投稿日:2020年12月17日 9時10分
【世の中の動き】
ヨーロッパではガソリン車、ディーゼル車の
新車販売を2030~2040年にかけて禁止する政策を、
打ち出してきています。
日本でもこの流れに追随するのではと言われていますが、
まだ具体的なことはわかりません。
新車輸出を考えると、乗用車のメーカーも
トラックのメーカーも対応すると考えられます。
これは、トラックの再販価格にも
影響を与えるはずです。
目的が地球環境の保護であるので、
段々とガソリン・ディーゼル車に対して
厳しい法律ができてくるのかなと。
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【再販を支えるの2つの要因】
再販価格を支えるものは、
日本のトラックメーカーの信頼性と
輸出価格にあります。
日本のトラックメーカーはとても丈夫で、
廃車になるまでの寿命がとても長いのです。
それによって、
故障を修理したり、
使わなくなったトラックを融通すれば、
輸送機器としての役目が果たせます。
つまり、
中古トラックの再販価値が日本国内にあるのです。
もう一つは、
海外の市場で人気があります。
日本の中古トラックは壊れにくいことと
走る道路が良いこと、
重量規制も守られていることなどから、
走行距離や年式の割に、高値で取引されます。
中古トラックは、
日本市場から世界へ向けて輸出されます。
価値を認めてくれるところへいくことで、
再販価格を維持しているのです。
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【トラックの寿命を考えると】
トラックの寿命を考えると、
最終的には15年くらいはあると考えられます。
今乗っている新車が、寿命を終える頃が2035年。
そう考えると、
寿命まで乗り続けることが、
効率的な運用といえなさそうです。
寿命を意識すれば、
誰も買ってくれない可能性もありますから。
そんな将来の不確実なことを言っても
考えるだけ無駄だとは思います。
ただ、
今までの再販価格をあてにした
トラック運用は通用しなくなりそうです。