- 投稿日:2021年04月30日 15時01分
【トラックの二つの価値】
今も昔もトラックには、二つの価値が併存しています。
一つめは、
トラックが稼働してお金を得る機能としての価値
これは「トラックを利用する価値」
二つめは、
トラック自体がもつ価値(再販価値)
これは「トラックを所有する価値」
トラックを所有し仕事をすれば、収入があり、
続けると残債が減り資産価値がたまっていく。
一粒で二度おいしい、
トラックの事業はそんな側面を持っています。
自分の土地に、自分のお店をもつような関係。
大家さんであり、店舗オーナーである。
そんな、二つの価値をあわせもつのが
トラック事業です。
【値落ちするトラック】
トラックを所有する価値というものは、
実際に現金化して初めて価値となります。
中古トラックの取引市場については、
オークションや再販の仕組みが整備され、
再販価格も安定してきました。
素早く現金化することもできます。
ただ、取引が整備されていくと、
中古トラックを所有する価値(資産価値)も、
明確化するようになってきました。
トラックの再販価格を決めるものは、
トラックの仕様なのですが、
経年劣化や走行距離、見た目の美しさなども
大きな価格変動の要素になります。
新しくきれいなものは高い値が付きますし、
古いものは安く手に入れることができます。
つまり、
時間がたつと資産価値は落ちていくのです。
【戦略的トラック運用】
トラックを稼働して売上を上げるのは、
新しいトラックでも、古いトラックでも関係ありません。
しかし、
トラックの価値が毎日下がっていくことを考えると、
どこかでトラックを入れ替えるのが、
会社にとって、良いことだとわかります。
なぜなら、トラックを会社の資産として
考えることができるからです。
トラックの資産価値が落ちる前に
買い替える事ができれば、
トラックの二つの価値を最大限に利用することができると、
ヨシノ自動車では考えています。
もちろん、トラックは事故をすることもあり、
大きく再販価値が変動します。
たまたま高く売れて、
結果として儲かったということではなく、
戦略的なトラック運用をしながら、
稼ぐことができる時代になってきたとも言えます。