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短期リースという商品

【コストの適正化には短期リース】

これまで、このコラムでは運送コストの適正化をするために、
トラックの再販価値に注目することが大事だとお伝えしてきました。

トラックの再販価格が、経年と走行距離に大きく左右され、
しかもその価格は、1年または1万キロ違うと大きく変動します。
ただ、価値の高いうちにトラックを入れ替えると、
毎月トラックにかかる支払額を抑えることができるということです。

運送会社も、毎月トラック屋さんに、査定をお願いするわけにもいきませんし、
新しいトラックをすぐに調達できるわけでもありません。

この問題を解消するため、「短期リース」という商品があります。

 

 

【短期リースと高残価リース】

短期リースや高残価リースとは、トラック屋さんやリース会社が、
再販価格を高く見積もることで、月々の支払いを抑えるリース契約のことを言います。

高残価リースは、5年後に買取を選択することができますが、
その場合は残債が大きく残ることになります。
もし、トラックの調子が悪い場合などは大きな残債と
メンテナンス費用がかかってしまうことになります。

その点、短期リースは短期間で契約が終わるので、
残債が大きく残る心配がありません。
長期のレンタルと捉えたほうが良いかもしれません。

 

 

【期限付きのリース商品と付き合う】

せっかく再販価格を高く見積もってもらえているので、
運送会社としては、契約のままトラックを入れ替えるほうが
運送コストが下がるということになります。

その理由は、
再販価格が下がる前に、契約が切れるように設計されているからです。

それでもなお、購入に切り替えて大きな残債とメンテナンスリスクを
負う運送会社の方はいらっしゃいます。

今まで支払った金額を考えたり、
トラック資産を手放すのが惜しくなったりするのでしょう。

そのトラックだけを考えると、その考え方も理解できます。

ただ、運送という仕事を長く続けるということを考えると、
何度もトラックを入れ替えながら、使っていくということがわかるかと思います。

ということは、短期リースや高残価リースで契約をした場合は、
契約が終わる際に、新しく入れ替えるほうが良さそうです。

 

 

【ヨシノ自動車の短期リース】

ヨシノ自動車では、中古車の短期リースをしています。
中古車といえば、故障リスクがつきものですが、
ヨシノ自動車の対象車両は、自社レンタルの車両を提供しています。
走行距離が少なく、メンテナンスも自社でやっています。

この車両のメリットは、価格が安いということと
2、3年間の短期で使用できるということになります。

前述のように、トラックの再販価格が落ちる前に
契約が終わるように設計されているため、とてもお得な商品となっています。

ぜひ、短期リースをお使いになることをおすすめします。