- 投稿日:2020年12月10日 9時08分
【トラック運用コスト】
トラック運用コストとは、
運送事業などで、トラックを使用する際に、
輸送設備であるトラックにどれだけ費用が掛かったか
を表す言葉です。
レンタルトラックを使用するのであれば、
そのレンタル費用がトラック運用コストとなります。
トラックを購入するのであれば、
トラック購入費を使用月数で割ると、
毎月の運用コストとして計算できます。
もちろん、コストは低いほうが、
運送事業者のメリットは大きくなります。
そのため、トラックを購入する場合、
長く使ったほうが、運用コストが下がっていきます。
【2つの問題点】
一見、長く使えば使うほど運用コストが下がるように見えます。
しかしここには2つの問題点があります。
1:メンテナンス費用が掛かる
2:再販価値が変わる
上記の2店になります。
メンテナンス費用については、
使用年数が増えるほど、増加の傾向があります。
使えば使うほど、故障の確率が上がるということになります。
実際のところ、故障の修理代はバカにならず、
5年ローンの支払金額を超えるほどの、
修理代がかかることがしばしばあります。
再販価格に関しては、
中古トラックの値段の振れ幅が大きいので、
注意する必要があります。
このコラムでは、
再販価格の高い高年式のうちに再販をすると、
コストが下がるという情報を提供しています。
【コスト計算式】
以上のことを踏まえ、
トラック運用コストを計算式にしてみます。
この計算式で分かるように、
トラックの使用月数は長くなるとコスト低下です。
トラックの再販価格は月数が長くなると下がりますが、
メンテナンス費用は上がっていきます。
この計算式の値が少ないほうが、
効率的にトラック運用できているといえそうです。