- 投稿日:2021年05月27日 14時51分
【前回のコラムより】
運送会社は、
安定した輸送事業を運営するためには、
トラックの入れ替えをスムーズに行うことが大事です。
入れ替えサポートはトラック屋さんがするのですが、
いつ、いくらで入れ替えるのがいいのかが、
運送会社にはわかりません。
トラック屋さんから言えることは、
「トラック屋さんが高く買いたい時期」
に入れ替えをするのをおすすめします。
という、内容のコラムでした。
今回は
「トラック屋さんが高く買いたい時期」
とは、いつなのか?
という内容で、お話していきたいと思います。
【故障リスク】
トラック屋さんが、
一番神経を尖らせるのが不良品です。
販売してすぐに故障をおこしていては、
ビジネスとして成り立ちません。
そういうわけで、トラック屋さんの買取査定額は、
故障などのメンテナンスにかかる料金を
含めて提示するようになります。
ということは、
故障リスクが少なければ、
その料金が加算されることなく、
買取価格が高く提示されます。
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【故障リスクの推測】
では、トラック屋さんは何を見て、
買取査定をしていくのでしょうか?
メーカー、車種、形状、走行距離、登録年月、、、、
様々な指標を見ていきますが、
トラックは劣化していく商品のため、
減点法で査定されてしまいます。
つまり、
走行距離が少ない車両であろうとも、
経年劣化を考えると、
高値がつきにくいということを表します。
逆に言うと、
減点される前の健康なトラックは
高く査定される傾向があります。
【スムーズな入れ替え条件】
以上のことより、
「トラック屋さんが高く買いたい時期」
というのは、新しければ新しいほど良いのですが、
あとは、支払いコストとの比較となります。
そのために、現在のトラック価格の目安を
把握する必要があります。
そしてもう一つ、
トラックのスムーズな入れ替え条件は、
次のトラックが準備されていること。
運送会社が、
安定した輸送事業を運営していくためには、
1:現在のトラック価格が把握できる
2:次のトラックが準備されている
の2点のようです。
以上の2つを満たすことができれば、
運送会社に感謝される、
トラック屋さんになれるのかなと考えています。