- 投稿日:2020年07月09日 8時29分
このコラムの趣旨は、トラックの将来価値を予測することによって、
より良いトラックの運用法を考えるということです。
トラックの価値は
1:帳簿上の価値
2:トラックの時価
3:借り入れの残債との差
であらわすことができます。
そして企業の状況に合わせながら、買ったり売ったりすることで
上手なトラック運用ができてきます。
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【メンテナンスコストを最小化する】
トラックを輸送手段として考えてみましょう。
運送業を続けるという条件のもとで、
いかにキャッシュアウトをせずに、運用し続けるかが主題です。
支払総額を抑えると言い換えることもできます。
トラックは故障がつきものです。
年数がたつにつれて、メンテナンスコストがかかってくるのです。
メンテナンスコストが一番かからないときは、新車(新古車)の時です。
メーカーの保証期間であれば、修理してもらえますし納車から数年間は、
メンテナンスにお金がかからない時期だと言えます。
新車、新古車を快適に乗って、残債と買取が同じになったところで、
また新車と入れ替える。
これがメンテナンスのコストを抑える秘訣です。
トラックの種類によって、借り入れの方法によっていつなのかは変わってきますが、
5年ローンを組むと、3年半から4年の間で、残債と買取金額が一致してきます。
高い買取金額で新車と入れ替えるのはとても効率的です。
支払いは同じ金額で乗り換えですから、支払いを増やさずにコストは一定です。
ローンではなく、リースであっても、一致した時期で入れ替え可能になります。
【デメリットと運用方法】
一方、デメリットですが、この方法は常に借り入れをしていることになります。
全ての所有車輌に上記の方法で運用していくと、
急な売上減や、ドライバーの人数が減った時など、支払いだけしないといけなくなります。
所有車輌全体の中の、何割かをあてて運用するのをおすすめします。