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トラック運用でのキャッシュの作り方

運送業の魅力~借り入れのしやすさ~
運送業の難点~キャッシュ不足~

以前のブログで、運送業の魅力と難点を簡単にお伝えしました。
安定した需要のもとで、仕事を続けることができるのが魅力で、
手元の現金が不足しがちなところが難点です。
では、運送業者は、どのようにして成長してきたのか
ということになります。

もちろん、仕事をたくさんとって大きくなったというのが、正解です。
ただし、トラックの運用のしかたで、上手なやりかたが存在するのです。

 

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【トラックの入れ替えでキャッシュをうむ】

トラックの台数が増えてくると、一台一台を見るのではなく、
トータルのトラック運用が求められてきます。
1台あたりにかかるコストは、平均化されていきます。
中型冷凍車10台が働くと、月に1200万円の売上になり、
人件費や保険、車両のメンテナンス代金、ガソリン代や本部のコストを引くと
月に200万円の利益が残る。という具合になります。
この場合、車両にかかるコストは一定のものとして考えられます。

一方でトラックは、毎日ちょっとずつ価値が減っていきます。
しかも、価値の減り方は一定ではなく、走行距離や経年劣化によって変わってきます。

その走行距離の条件と相場の状況を見ながら、
借り入れの残債が再販価格と一致したときが、一番高く売れるときになります。
その時に入れ替えをすれば、コストが一定で新車に乗り換えることができます。

そうすることで、メンテナンスコストが低減され、手元にキャッシュが残るということになります。

 

 

【再販入れ替えの発展型】

もうひとつ。
日本のトラックはとても丈夫にできています。
5年くらい乗っても、メンテナンスコストは大きく変わらないことが多いようです。
トラックの型式や仕様、相場を合わせて考えると、
だいたい4年~4年半くらいで乗り換えると、再販価格の方が残債よりも上回ってきます。

再販価格-残債=手元現金

つまり、トラックの入れ替え時におけるキャッシュが手元に残るのです。

トラックを運用するにあたり、手元のキャッシュを増やす2つの道があるのです。