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ボルボ トラック

トラック屋さんの使命

【トラックの市場価格】

トラック屋さんに勤めていると、

売り買いの時に値段交渉の場面を見ます。

販売値ももちろんですが、

買取の値段も交渉になります。

 

お客様がオークション価格を調べてきたり、

前回の買取価格を提示してきたり、

トラック屋さんは

それを飲んだり拒んだりします。

 

お客様とトラック屋さんが良い関係であれば、

お互いのあうんの呼吸で

値段が決まっていくのがわかります。

関係が長ければ、損したり得したりしながら

良好な関係性が築けるのです。

結局、その金額が相場となり

市場価格となっていきます。

 

ただ、市場価格は買取価格ではありません。

それより安いのですが、なぜでしょうか?

 

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【なぜ買取価格は安いのか?】

少し困ってしまうのが、

初めてのお客様が、

相見積で売り買いをされるときです。

そうなると、トラック屋さん同士で競り合い

買取価格が上がってしまうことになります。

 

もちろん、買ったほうが悪いのですが、

トラックの修理代はとても高いので、

買ってしまったトラック屋さんが

大きな損をしてしまうことがよくあります。

 

そうなると、

トラック屋さんとしては、

買取価格を抑えないと、経営できません。

長い目で見ると、

買取価格が下がってきてしまうというわけです。

 

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【価格よりも良い商品】

中古トラックは、

完璧な商品がありません。

トラックの程度も実際に動かしてみないと

わからないとも言えます。

トラック屋さんにとっても、

誰が、どんな使い方をしたのか

わからないものを自信持って売るのは

なかなか難しいものです。

 

明日自分が販売したトラックが、

止まってしまうかもしれない。

そんな恐怖に怯えながら、

トラック屋さんは良い仕事ができませんし、

不良な商品を扱っていくのであれば

中古トラック業界自体が発展しません。

 

安かろう悪かろうでは、

結果的に誰も得をしないといえます。

 

 

【情報の開示は業界発展のため】

中古トラック業界にも

インターネットが定着し、

ある程度の値段が

売る側も買う側も把握できるようになりました。

 

だからこそ、

きちんとした商品として再生させる

リスクを背負って、買取価格を提示するのも

トラック屋さんの使命だと考えます。

安心してトラックを使ってもらうために、

情報を開示していくことは、

これから先もっともっと

大事になっていくはずです。

 

このコラムが、その一助になると

とても嬉しく思います。

 

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