- 投稿日:2021年06月17日 10時54分
先日運送会社の経営者とお話しました。
結構な長時間ご一緒させていただいて、
あれやこれや運送会社についての
お話をお伺いしました。
最近は、ドライバーの応募者が増え、
慢性的なドライバー不足が解消されているとのこと。
転職組が多く、未経験者や宅配ドライバーからの
応募が増えているそうです。
それに合わせて、AT車の導入や
安全運転の徹底などの初期教育を進める必要があり、
決まっている勤務時間で、
苦労しているとのことでした。
仕事の内容に変化はありますか?
という質問に対しては、
この10年間くらいあんまり変化してないとのこと。
運送業界に疎い私は、結構びっくりしました。
なぜなら、
この10年間私達一般人は、
物流に従事する方を
とても身近に感じるようになったからです。
一番の要因は、宅配の発達。
ネットでの購入が一般化したのと、
旅行などの移動が制限されているので、
モノを送ることが多くなっているからです。
物流とひとことで言っても、
送るものや専門が細かく分類されているので、
そんなに変化がないようです。
荷主に依頼されれば、
トラックを買って新しい取引はあるそうですが、
新しい業態に参入しようとしても、
まずはトラックを持っていないので、
営業しても受注できないのだそうです。
当たり前といえば、アタリマエです。
荷主としても、今すぐお願いしたいのに、
トラックを持っていない運送会社に依頼しません。
それを聞いて、
私達トラック会社もこれに対応しなければ、
運送会社の良いパートナーにならないのでは
と考えました。
時代によって、輸送するもののは変わっていきます。
もちろんトラックも変わります。
運送会社が、世の中のニーズに対して、
柔軟にトラックや輸送物を変えていけると、
運送会社の経営は安定していけるのではないか。
もちろん、荷主次第という面はあるものの、
短い期間であれ、簡単にトラックを融通できて、
違う仕事になっても、すぐに対応できる。
そんなトラック会社があれば、
運送会社から支持されるのではないか。
トラック会社への宿題のような気がしました。
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