- 投稿日:2021年03月11日 11時00分
【1】ドライバンの働き方
ドライバンは近距離の物資輸送に使われます。
雨風に強く、雨に濡れたくない段ボールを運ぶ、
宅急便や引っ越しなどにも使われます。
コンビニやスーパーへの配送など、使用用途が幅広いのも特徴です。
荷台の後ろが開くので、奥のものが取りにくい現象が発生します。
そういう理由で、中・小型車両を中心に普及しています。
最近のネット通販の普及で、自宅に配送する仕事が増え、
軽バンなどと並んで、身近な存在となっています。
スタートとストップを繰り返すため、
エンジンに負荷がかかると思われますが、
とても丈夫で、長く使うことができます。
【2】ドライバンの経年劣化
ドライバンは近距離を走り、街中を走ることが多く、
上手に使えばとても寿命が延びます。
小型車両は、新車購入時の価値が落ち終わると、
6~7年落ちになるまでゆっくり劣化します。
中型車両になると、5から6年落ち以降に価値が下がってきます。
これは、新車購入の会社がローンやリースの支払いが終わるころに、
入替をすることで、需給が緩むのが原因と考えられます。
↓ 箱車・バンのレンタルトラックあります!
【3】走行距離と再販価値
小型のドライバンは、使用用途が幅広くとても便利です。
30万キロ近辺まで、走行距離によって価値が直線的に落ちていきます。
3万キロごとに8%~9%落ちていくことになります。
小型ドライバンは走行距離によって、
再販価値が変わっていきます。
中型のドライバンは、距離を踏むものが出てきます。
走行距離によってウイング車のような価値の変化がでます。
30万キロくらいまでは、高い価値を維持しますが、
それ以降に急激に価値が下がっていきます。
↓ 箱車・バンについてのトラック豆知識です
【4】おすすめ使用法とそのリスク
小型にしろ、中型にしろ、再販価値は走行距離がものをいいます。
昼夜、別のドライバーが乗って
運用しているトラックは、2倍稼ぎます。
汎用性の高い車両だからこそ、できることでもあります。
小型車両は走行距離がのびても、
ある一定の金額で取引されます。
50万キロ走る車もあることを考えると、
新車で買って、たくさん稼いでもらうのも一つの方法ですし、
もっとコストのかからない方法は、
7,8万キロくらいの中古ドライバンを買って
大事に乗ってもらうと、
コストがかからないようになります。
中型車両は、30万キロくらいまでならば、
高値で再販することができます。
もし、距離の走らない使い方をされている場合、
その前に入替えすると、有利に運用できます。